この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
この前、人を拾いました
第56章 ⑥―6 それでもやっぱり


「いや、私も本人にちゃんと聞いた訳じゃないんで、よく分からないんですけど…。人が昔見たものが、レイには視えるらしくて…」




本当に本当に迷惑な能力である。




「えっ!?なにそれ!!!超能力!?」




百合子先輩はえらく興味を示したようで身を乗り出してきた。






「超能力……うん……まぁそうなんですかねぇ」




すごぉい……と百合子先輩はポツリと呟いて固まった。




確かに最近それが当たり前になってたけど、よく考えたら本当に不思議っていうか何て言うか…





「ねぇねぇ、それってどんな風に見えるわけ??」



目を輝かせる百合子先輩。




どうって……


「レイじゃないから、分からないですけど…。その人が見たものが映像みたいに視えるんじゃないでしょうか…。今までの感じだと、音は聞こえないみたいです。」



「へぇえ……おもしろい…」




そういいながら、百合子先輩はコップに入ったビールに口をつけた。


おもしろいって…絶対おもしろくないんだけど……。





「で?それが、うちに泊まる理由となんか関係あるの?」



「あ、いや、だから…サプライズパーティーにしたいんですけど、準備段階で会うと記憶視られてバレちゃうじゃないですか?」



「あぁあなるほどぉ!!へぇ…大変じゃない…!」





そうなんです……


大変なんです!



/752ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ