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第67章 ⑦―８ 結局彼の弱点は…

「うれしっ…ありがとっ…」



うっそぉお～～～！



百合子先輩がこんな訳の分からない台詞に感動するなんて…！



目をパチパチしながら花束を受け取る百合子先輩を見ていると、ばっちり知っている顔が花束から顔を出した。



げぇええええ！！こっ、こいつっ…！



「あ、みきちゃん…ども」


「どっ、どもじゃないよっ…なんでっ、なんで正人さんが百合子先輩にぃっ!?!?!?」



あはははと照れてる正人さんと百合子先輩…



「いやぁ…僕ら…去年のクリスマス前から付き合ってるんだよー」



え



「エェェエエエ！！！！！」



クッ、クリスマス前っ!?!?



そう言えばっ…レイのプレゼントを百合子先輩に相談したとき、先輩に話をふったら超目を泳がせてたっ！



にしても…


「今さら出てくるなんてっ！！！」




絶対読者の人たち『正人って誰だよ』って思ってるから！(失言)