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第67章 ⑦―８ 結局彼の弱点は…

正人さんとは、部署は違うけど、確かタメの人。


去年、レイを拾った頃に、初めていった飲み会で知り合った。



彼が私に迫ってきたお蔭で、レイが妬いてくれたりしたこともあったっけなぁ…。



ムカつく人だけど、影の立役者だったりする、そんな人物だ。


けどまさか…付き合っていたなんて！



「信じられない…先輩もどうして言ってくれないんですかっ!?」



「えぇ～だってなんか恥ずかしいじゃないっそれに正人くんはみきちゃんのこと好きだったわけだしぃ…」



百合子先輩はそう言いながら少し拗ねたような顔をして正人さんをみた。



「いやっ…だからねっ!? 確かに最初はみきちゃんのこと好きだったよ？でもみきちゃんはもうすっかり変人に毒されてるし…」



─────ウザッ