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第70章 ⑧ー１ いつも突然過ぎて辛い

で、お刺身は本当に近所の猫にあげて、それから私は、成田へ連行された。



飛行機、なのですね…。



何気に飛行機初体験の私はどきどきだった。



しかも、ファーストクラスってやつで、超快適。


今回は中々幸せかも？なんて、思った私はやっぱり甘いのだろうか…。きっと甘いんだろう…。




そして着いた先は──…





みんなみんな、鼻が高くて、肌が白くてオサレに英語を話している…。



海外連行…ですね…。


なるほど…って…！




『待ってよっ！』




こんな英語圏で置いていかれたら確実に迷子だっ！


怖くなった私は、ギュウっとレイの腕を掴んだ。