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第79章 ⑨ー1 ドライバーはクレイジー

娘…


つまり、それは私の姪を意味する訳で。



そうだっ…




勢いよくお兄ちゃんに駆け寄った私は、ケラケラと笑う天使に、顔をフニャリとさせた。





「美咲ちゃぁん！お久しぶりねぇ〜？もう相変わらずかわいいんだからっ…」




おおマイニース…。


お前は何故そんなにかわいい。



お兄ちゃんのコワモテが似ずはなさんにそっくりなその天使は私を見つけて、あ、あ、と声を発しながら手を伸ばしてきた。



はぁ…


癒される…


本当にこの子を見ていると涙がでそうだ。



かわいすぎて…癒されすぎて…なんでここに来たのか忘れてしまいそう。




「お前に似ずかわいい子で良かった良かった！！妊娠中に僕にあったお陰だな！！」



「さっきからてめぇ…本当ふざけんじゃねぇぞ！？」






ホント……忘れて…しまい…たい…