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この前、人を拾いました
第9章 ①―8 そして何も言わずに
余裕ないって……
それって…
「その男かっこいいね。みきちゃんと話しただけで顔赤くしちゃっている」
レイはそういってズボンを脱いで、固く反りたったそれをもう充分すぎるほど蜜で溢れたそこへあてがう。
「あんっ……はぁ……レイっ……」
焦れったくこすりつけられて、もどかしい。
ああ……
レイは…
私の
私の過去を視てるんだ。
きっと、飲み会での正人さんがレイには視えているだ。
「みきちゃんこそ、僕のこと、ちゃんと見てる?
僕のこと好き?ねぇ、みきちゃん、楽しそうにその男と話してたよね?」
「わっ……私はっ……」
くちゅくちゅと、いやらしい音が、私の身体と耳を犯していく。
もしかして、レイ……
妬いてくれてる……?