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この前、人を拾いました
第13章 ②―2 謎の電話、けたたましく



「「あぁもう!うるさい!!」」




私とレイは異口同音するとレイは不機嫌になりながら身体をお越し、私を抱き締めながら電話に出た。



「ったく…。なんだ!!!!!何用だ!!!!!!」



私の耳元でレイはいきなり叫びだし、ビクッとした。




「あぁ……それで………」





今度は相づちを打つレイ。



へぇ、レイって相づち打てるんだ…とかそんな事を思い、その美しい横顔を見上げた。





やっぱり…レイの腕の中って落ち着く……


呑気にまどろんでいたその時、



はぁあああああ?!?!といきなりレイが叫びだした。





「勝手なことを言うな!!

俺はさきちゃんと過ごすんだ!!


おい、ちょっと!まて!


こら!


……ったく!!!!!!」





そう言ってレイはスマホを眺めた。




なんか、

レイが慌ててるなんて、

新鮮……



「ったく!あのバカっ!勝手に切りやがって!」




そうぶつぶついうレイに心の中で


いつもあんたやってんじゃない…と呟く。
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