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SEXYSIX~60日の合体合宿~
第4章 レイの指南
合宿所に来て、セックス活性化プロジェクト・色気のためのセックストレーニング……と聞いた時、僕・奥田黎はまず、楽勝だなと感じていた。

だって今まで、スキー場の泊まり込みバイトと学校関係で、いったい何人の女と寝たかわからない。名前も知らない、顔も覚えてない、そんなことだってざらだった。僕の顔を見て、ソフトで甘そうな第一印象に惹かれて、女の方から寄ってくる――それが18になる今までの僕の日常だったんだから。

恋人がいたことはない。スキー場で一緒に働いてた仲間には回を重ねた関係になっていたこともあったけど、いわゆるセフレだっただけ。全国から来るスキー客は一晩だけの関係が多かった。女の子2人の部屋に連れ込まれてどちらも相手にしたことだってあった。

きっと海なんかもそうであるように、アバンチュールみたいなものを求めてゲレンデに来る女性は割といて、僕は好都合な相手だったってことだ。まぁそうなる前から……中学の頃から、先輩たちに迫られてずるずるとヤるようになっていた。親はほとんど家にいないし、父親とかいう僕を隠し子にした張本人については――僕の人生から抹消しているも同然だから。

「ご、ごめんね……私やっぱりこういうの怖い……」
今、目の前で怯えている女性――記念すべき合宿所での初夜の相手・ナナは、僕の甘いディープキスを受けてそう言った。最もこの合宿の方向性に納得していない様子だった子だ。
「こういうのって、……どういうの?」
「……彼氏以外のひとと、こういうこと……したことないから……。こういうことって、好きな人とするものだと思ってきたから……」

正直、イライラした。
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