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SEXYSIX~60日の合体合宿~
第8章 リリィの本質
ローターを使った目隠しプレイ、という指定でのレイとの夜を控え、演技の基礎レッスンを受けていた私・熊谷凜々子は、オーディションに合格してこの合宿に来て良かった、間違ってなかった。と、確信し始めていた。

えっちなことばかりのようだけど、それだけじゃない。日中行われるレッスンは本格的な専門家によるものだし、瀬野さんもマリさんも物凄く頭の良いひと。それに一緒に合格したメンバーたちだって、みんな魅力的。お堅いセレブな実家やメイドカフェでバイトしてた頃には出会えなかったタイプの人たちに囲まれて、毎日いろんなことを体験できてお金ももらえるなんて……最高じゃない?もちろん、毎日避妊を気にせずセックスできることも、好奇心旺盛な私は嬉しい。

最初の相手だったリトは、慣れない感じでぎこちなかったけど、それはそれで興奮した。感じちゃってる自分への戸惑いがはっきり見えちゃってて、イケナイことしてるみたいな気分が盛り上がって、ああいう反応の人とのえっちは初めてで……、良かった。今夜、レイは……、可愛い見た目に反して、相当な経験の持ち主らしいけど、どんなえっちをするのかな。

「プレイ指定した方がいいっていうの、僕の提案なんだよ」
レイの部屋に入るなり、そう言われた。
「へぇ~、そうなんだ!いいと思うよ」
「目隠し、したことある?ローターは?」
「ローターはあるけど目隠しはしたことない!ワクワクしちゃう」
ふふっ、と軽く笑ってからレイは言った。
「ふぅん……ローター使ったことあるなんて、リリィは期待通りエロいんだね。僕より2つ年上だし、それなりに経験豊富なんだったよね。バイブは?」
「それはない。でも使ってみたいな」
「いいねぇ……、そのうち僕が突っ込んであげるよ」

可愛い顔立ちのレイが見せる好色紳士みたいな目つきに、ゾクッとした。レイは乱暴に私を抱き寄せ、いきなりのディープキスをしながら胸を揉んだ。
「んっ……、やっと触れる……リリィのおっぱい……最初に見た時から触りたくてたまんなかったよ……」
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