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飴色トライアングル【完結】
第10章 私に愛のあるセックスを教えて
ピンポ~ン─ピンポ~ン
んっ?
休日の早朝に玄関のチャイムが鳴った。
一体誰だ?
ガチャ!
え?─
玄関を開けるとそこには由美がいる…
今日会う約束だった?
記憶を辿るけどイマイチ思い出せなくて
「えっと、どした?」
「たまにはお掃除してあげようと思って─来ちゃダメだった?」
いや、ダメじゃないけど
なんでまた…
「中に入れてよ」
あ、ごめん!
ドアから手を離すと、迷いなく部屋の奥へと入って行く由美の後ろ姿に唖然とする─
由美はぐるりと部屋を見回しキョロキョロしてるし…
「…何してんの?」
「へ!ぁ、ううん、何でもない」
一通り部屋を見回したあとシャツの袖を捲り上げた。
「じゃ、掃除するね」
テーブルに広げた新聞を片付け
珈琲の入ったカップをシンクに流し込む。
「あ、由美…それは、まだ」
珈琲を飲みながら新聞読もうとして飲み始めたのに─
「なに?…」いや、何でもないけど…
どうしたって言うんだよ
突然来ていきなり掃除って!
「あれ!」
ん!?─
「写真、片付けたの?」
あ、そうだ!
美緒をここに連れてきた時に写真を片付けてそのままだった。
「あ、ぁ~この前、田舎から両親が来て、いろいろ説明するの面倒だからさ」
咄嗟についた嘘
あまり理由になってないけど…
「え?いつ?何で教えてくれなかったの?挨拶したかったのに」
「あ~ごめん、また今度紹介するよ」
理由はスルーしたみたいで良かったけど
「いつ?」──え?
「御両親にはいつ会わせてくれる?」
「今後の事もあるし早い方がいいと思うんだよね」
今後の事?…
んっ?
休日の早朝に玄関のチャイムが鳴った。
一体誰だ?
ガチャ!
え?─
玄関を開けるとそこには由美がいる…
今日会う約束だった?
記憶を辿るけどイマイチ思い出せなくて
「えっと、どした?」
「たまにはお掃除してあげようと思って─来ちゃダメだった?」
いや、ダメじゃないけど
なんでまた…
「中に入れてよ」
あ、ごめん!
ドアから手を離すと、迷いなく部屋の奥へと入って行く由美の後ろ姿に唖然とする─
由美はぐるりと部屋を見回しキョロキョロしてるし…
「…何してんの?」
「へ!ぁ、ううん、何でもない」
一通り部屋を見回したあとシャツの袖を捲り上げた。
「じゃ、掃除するね」
テーブルに広げた新聞を片付け
珈琲の入ったカップをシンクに流し込む。
「あ、由美…それは、まだ」
珈琲を飲みながら新聞読もうとして飲み始めたのに─
「なに?…」いや、何でもないけど…
どうしたって言うんだよ
突然来ていきなり掃除って!
「あれ!」
ん!?─
「写真、片付けたの?」
あ、そうだ!
美緒をここに連れてきた時に写真を片付けてそのままだった。
「あ、ぁ~この前、田舎から両親が来て、いろいろ説明するの面倒だからさ」
咄嗟についた嘘
あまり理由になってないけど…
「え?いつ?何で教えてくれなかったの?挨拶したかったのに」
「あ~ごめん、また今度紹介するよ」
理由はスルーしたみたいで良かったけど
「いつ?」──え?
「御両親にはいつ会わせてくれる?」
「今後の事もあるし早い方がいいと思うんだよね」
今後の事?…