この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
飴色トライアングル【完結】
第10章 私に愛のあるセックスを教えて
「あっ!…」
流行る気持ちを抑えブラジャーを抜き取った。
─綺麗だ─
無意識に呟いていた。
アロマランプに照らされた身体が美し過ぎて眼が離せない。
ドキドキして身体が一気に熱くなった。
「ぁ、あんまり、見ないで」
「んっ?─ぁ、ごめっ、綺麗で…つい見惚れた」
「綺麗なんかじゃないよ」
からかったように聞こえたのか美緒は拗ねたように返事を返してきた。
いや綺麗だよ!
女性らしい身体になってるんだろうとは思ったけど想像以上だった。
寝ているのに形の崩れない胸
張りがあってくすみのないピンクの乳首がとても綺麗だ。
俺の視線に耐え切れなくなったのか
腕を交差させ視界を遮ろうとする美緒の両手を捕まえた。
その手をひとつにまとめて頭の上に上げさせた。
「隠さないで」
「やだ、…恥ずかしぃ」
「恥ずかしくないよ凄く綺麗だから、美緒、眼を開けて俺を見て」
「……」
「美緒、いいから─見て」
諦めたのか美緒はゆっくり眼を開ける。
「美緒はとても綺麗だよ、こんな綺麗な身体、俺見たことない」
眼を合わせ声を掛けた!
「……」
美緒は自身持っていいんだよ!
俺は嘘は言わないから。
「俺の言うことが信じられない?──ん?」
──ブンブン
戸惑いながらも美緒は大きく首を振ってくれた。
不安げな顔が少し和らいだように見える。
「ヒデ─」ん?どした?
「キ─ス……」え?
「──キス、して」
まさか美緒の口からそんな言葉が出てくるとは思わなかった。
顔を真っ赤にする美緒が堪らなく愛しくなった。
「……クスッ、いいよ」
いくらでもしてやる!