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飴色トライアングル【完結】
第2章 先輩とキスしちゃった!
バンバンバン──シュッ、バンバン
「先輩~まだ練習するんですか?」
「あ~ごめん、もうちょっとな…体育館の鍵は俺が預かるよ」
目の前にいるのは2つ年上の英昭先輩
バスケ部のエースで生徒会長
おまけに運動神経抜群で成績優秀
学校ではファンクラブまであるほどカッコ良くて人気のある先輩。
私はバスケ部のマネージャー
この日、後片付けを終えて体育館の鍵を閉めようと戻って来たところだった。
高校最後の試合を控え1人残って練習に励む英昭先輩
「じゃ鍵…お願いします」
「おう」
「……ン、」
グスッ「美緒、どした?」
ううん、なにも──
ただ、今ちょっと先輩の手が触れたから…
恥ずかしくて俯く私を見て、先輩が笑ってる。
先輩には言えないけど
私も先輩に憧れるファンの1人だから
こんな些細な事でも嬉しくてドキドキが止まらない
「私…もうちょっとここに居てもいいですか?」
「いいけど…外、暗くなるぞ?」
そんなの、いいの。
いつもはマネージャーの仕事が忙しくてゆっくり先輩を眺める事なんて出来ないんだから
今がチャンス。
しかも体育館には先輩と私だけ…
「じゃ、終わったら送るから待ってて」
え?─うそ。
先輩の優しさにまたドキドキした。
バンッバンッバンッバンッ、シュッ
はぁ~カッコいいな!
体育館の壁に凭れて先輩に熱い視線を送っていたんだけど─
「……み、お?──美緒?帰るぞ」
うん、……え?ハッ!
「よく寝てたな」
やだ…私、なんで寝ちゃったんだろう
先輩の前なのに恥ずかし過ぎる。
「美緒ヨダレ垂れてるぞ」
「先輩~まだ練習するんですか?」
「あ~ごめん、もうちょっとな…体育館の鍵は俺が預かるよ」
目の前にいるのは2つ年上の英昭先輩
バスケ部のエースで生徒会長
おまけに運動神経抜群で成績優秀
学校ではファンクラブまであるほどカッコ良くて人気のある先輩。
私はバスケ部のマネージャー
この日、後片付けを終えて体育館の鍵を閉めようと戻って来たところだった。
高校最後の試合を控え1人残って練習に励む英昭先輩
「じゃ鍵…お願いします」
「おう」
「……ン、」
グスッ「美緒、どした?」
ううん、なにも──
ただ、今ちょっと先輩の手が触れたから…
恥ずかしくて俯く私を見て、先輩が笑ってる。
先輩には言えないけど
私も先輩に憧れるファンの1人だから
こんな些細な事でも嬉しくてドキドキが止まらない
「私…もうちょっとここに居てもいいですか?」
「いいけど…外、暗くなるぞ?」
そんなの、いいの。
いつもはマネージャーの仕事が忙しくてゆっくり先輩を眺める事なんて出来ないんだから
今がチャンス。
しかも体育館には先輩と私だけ…
「じゃ、終わったら送るから待ってて」
え?─うそ。
先輩の優しさにまたドキドキした。
バンッバンッバンッバンッ、シュッ
はぁ~カッコいいな!
体育館の壁に凭れて先輩に熱い視線を送っていたんだけど─
「……み、お?──美緒?帰るぞ」
うん、……え?ハッ!
「よく寝てたな」
やだ…私、なんで寝ちゃったんだろう
先輩の前なのに恥ずかし過ぎる。
「美緒ヨダレ垂れてるぞ」