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第12章 疲れた心を癒すデトックスの旅へ…

千秋と話して少し気が晴れた！

ヒデの様子もちょっとだけ分かったし
心配してくれたんだね。
気に掛けてくれたことが嬉しかった。

これで明日からまた頑張れる！

？！って事は、私は人恋しくなってたって事かな
ﾌﾌｯ…

♪.:*:・♪'°
ん？…着信
さっき電話したばかりなのにきっと千秋だ。

ﾋﾟｯ「なにどうしたの？「美緒ちゃん」
へ？え？……

大智さん？

「千秋ちゃんから連絡もらって」

千秋ったら早すぎじゃない？
てっきり千秋からだと思ったから…適当に返事しちゃったじゃない。

「大智さん、ごめんなさい連絡もらってたのに…」
「良かった元気そうで」

はい、元気にやってます。

「もうこっちには帰って来ないの？」
「ぅ～ん、そうですね」
仕事も辞めちゃったし、そこにいる意味がなくなっちゃったから…

もう実家にも帰れないし─
よく考えたら私って行くとこがないんだな！
そのうちここに住所移しちゃおっか

「美緒ちゃん、その…そっちでもう彼氏が出来たとか？」
「全然ですよ」

出来るわけないよ、この島の男の人って─
おじさんか子供ばかりだもん。
たまに若い男性が観光で来るけど、ほとんどが彼女と一緒だから…

「そっか！じゃ俺、今度美緒ちゃんに会いに行こうかな？」
「……ぇ、あ、はい！待ってます」

「その時は彼女と一緒に来て下さい」
連れてきてあげたらきっと喜ぶよ。

「彼女か～！出来たらね」え？…あ～！ｱﾊﾊ
失礼な事言っちゃった。
大智さんなら…大丈夫すぐ出来るよ！

「美緒ちゃん、その時は島の案内頼むからね」

もちろん！
って私もまだ詳しくないから勉強しなくっちゃ