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飴色トライアングル【完結】
第13章 ドキドキが止まらない!
.:*:・'°☆
早過ぎたかな?
家にいても落ち着かなくて早く来ちゃった。
「おう美緒ちゃん、お迎えか?」
「そう。おじさんさっきはありがとね」
話し掛けてきたのは漁業組合のおじさん達
午前中にバーベキュー用の食材を分けてもらったの
(なんだまた追加か?)
違うのこれは私が個人的に買うやつ。
いつもペンションの食材はここで買ってるから、そう思っても当然だけど…
(友達が来るの)
(友達?…彼氏だろ?)
(女の子だよ)
(へぇ~じゃ今夜は俺らと一杯やるか?)
(…や・り・ま・せ・ん)
(連れないねぇ)ハハハ
口は悪いけどみんないい人達
いつもなら話に付き合うんだけど
ごめんね遠くにフェリーが見えるからまた今度ね!
バイバイ
もうすぐフェリーが到着する。
千秋の顔を見るのは数ヶ月ぶり…久しぶり過ぎてドキドキしてきたよ。
荷物を家に置いたら千秋に島を案内してあげよう。
クスッ─
もう着くよ!
──
船のデッキには人が溢れてる。
千秋には私が見えてるかな?
やっぱり乗客は圧倒的に女の子が多いね。
乗客が降りるのを眼を凝らして見てたのに
あれ?千秋の姿が見つからない…
見失ったかな?
もしかして、もう降りちゃった?
私が気付かなかったのかな?─
振り返って、降りた乗客を確認しようとした時だった。
ん?
視界の隅に映る人影。
「……?!…」…ぇ?思わず2度見した。
ゴシゴシ
眼を擦ってもう1度確認する。
ぇ─
私、人恋しくて可笑しくなったのかも。
そんな筈が無いのにドキドキが止まらない!
まさか…
こんな所に来るわけないよね!
早過ぎたかな?
家にいても落ち着かなくて早く来ちゃった。
「おう美緒ちゃん、お迎えか?」
「そう。おじさんさっきはありがとね」
話し掛けてきたのは漁業組合のおじさん達
午前中にバーベキュー用の食材を分けてもらったの
(なんだまた追加か?)
違うのこれは私が個人的に買うやつ。
いつもペンションの食材はここで買ってるから、そう思っても当然だけど…
(友達が来るの)
(友達?…彼氏だろ?)
(女の子だよ)
(へぇ~じゃ今夜は俺らと一杯やるか?)
(…や・り・ま・せ・ん)
(連れないねぇ)ハハハ
口は悪いけどみんないい人達
いつもなら話に付き合うんだけど
ごめんね遠くにフェリーが見えるからまた今度ね!
バイバイ
もうすぐフェリーが到着する。
千秋の顔を見るのは数ヶ月ぶり…久しぶり過ぎてドキドキしてきたよ。
荷物を家に置いたら千秋に島を案内してあげよう。
クスッ─
もう着くよ!
──
船のデッキには人が溢れてる。
千秋には私が見えてるかな?
やっぱり乗客は圧倒的に女の子が多いね。
乗客が降りるのを眼を凝らして見てたのに
あれ?千秋の姿が見つからない…
見失ったかな?
もしかして、もう降りちゃった?
私が気付かなかったのかな?─
振り返って、降りた乗客を確認しようとした時だった。
ん?
視界の隅に映る人影。
「……?!…」…ぇ?思わず2度見した。
ゴシゴシ
眼を擦ってもう1度確認する。
ぇ─
私、人恋しくて可笑しくなったのかも。
そんな筈が無いのにドキドキが止まらない!
まさか…
こんな所に来るわけないよね!