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飴色トライアングル【完結】
第15章 嬉しさと不安と…
.:*:・'°☆
「美緒…大丈夫か?」
「……だ、大丈夫」
すっごく楽しみにしてたのに─ジェットスキーの前に船酔いするなんて最悪

きっと寝不足のせいだ。
だから無理って言ったのにヒデったら…

寝不足のうえに小さな船でこんなに遠くまで連れて来られて…
ちょこっと乗るだけだと思ったら
ちゃんとしたツアーの体験なんだもん。
みどりさん何も言ってくれないから…

はぁ~!ウップ
こんなことなら酔い止め飲んで来るんだった。
天気はいいし真っ青な海にテンション上がってたのに─今は楽しむ余裕もない。

ツアーには私達の他に数組いて…今、みんなはそれぞれ説明を受けている!

「私はもうちょっと休んでるから、ヒデは行って来て」

1人残されたら正直寂しいけど、せっかくのツアーだもん。ここまで来たのにヒデに付き合わせたら悪いから先に行ってもらおうと声を掛けた。

だいぶ落ち着いてきたけど、このままジェットスキーに乗ったらまた酔いそうだから私はもう少し休んでから行こう…

「バカだな、美緒を置いて行けるわけないだろ」
嬉しいけど
でも……いいの?

──ごめんね!

──//
ブォブォォォォォ……
〝うぉぉぉ~やべ~〟キャハハハ

みんな楽しそうだな。
あ~早く酔いが覚めてよ!
私も乗りたいのに…

「なぁ美緒…」ん!なに?

2人で他のツアー客の様子を眺めている時だった。

「帰って来るよな?」
え…
「ずっとここにいるわけじゃないよな」

うん、帰るよ!
でも…仕事もあるし今すぐってわけには
みどりさん夫婦─私がいるからって事でコテージを再開させたのに、簡単に辞めるなんて言えないよ。

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