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飴色トライアングル【完結】
第19章 虹色に変わるとき…
◇◇◇
「ま~!英昭くん、随分大人になって…」
「お久しぶりです、すみません挨拶が遅くれて」
再会から5日
ヒデが実家を離れる前に挨拶に来てくれた。
「聞いたわよお母さんの事…これからはお父さんが?」
「はい。僕も出来るだけ帰って来るつもりですけど、その時は美緒も一緒に連れて来ますから」
「英昭くん、お母さんに頑張るように伝えてね」
「はい。ありがとうございます」
「それと…美緒の事、頼むわね」
「はい」
2人の会話を聞いて嬉しさが込み上げる。
だって、私がヒデの所に行く事を両親が認めてくれたから
「行こうか美緒」コクン
「じゃあ、ね」
お父さんお母さん、ありがとう!
外は小雨
だけど気分は晴れ晴れして快晴だった。
──//
実家を出て私達はある場所に向かった。
それは…病院
ヒデがおばさんの様子を見てから帰るって!
「美緒の両親、俺達の事よく許してくれたよな」
─そうだね。私もびっくり
お母さんはまだ分かるけどお父さんはダメって言うと思ったよ…
たぶん、相手がヒデだからだね。
恋人なんていないと思ってた私に相手がいて
しかもヒデはお母さんお気に入りだもん、お父さんを説得してくれたのかもしれない。
それか…ヒデを逃したら、もう私には恋人なんて出来ないと思ったのかもしれないけど。
「うちの親父も喜んでたよ」
え、話してくれたの?
私の事
「お袋にもさ…美緒の話しをしたんだ。倒れてから記憶もあいまいだから覚えてないと思ったんだけど写真見せたらニッコリ笑ってたよ」
ホントに?
おばさん、私の事覚えててくれたのかな
ヒデと別れた後、おばさんは凄く寂しがってくれたらしいから…
「ま~!英昭くん、随分大人になって…」
「お久しぶりです、すみません挨拶が遅くれて」
再会から5日
ヒデが実家を離れる前に挨拶に来てくれた。
「聞いたわよお母さんの事…これからはお父さんが?」
「はい。僕も出来るだけ帰って来るつもりですけど、その時は美緒も一緒に連れて来ますから」
「英昭くん、お母さんに頑張るように伝えてね」
「はい。ありがとうございます」
「それと…美緒の事、頼むわね」
「はい」
2人の会話を聞いて嬉しさが込み上げる。
だって、私がヒデの所に行く事を両親が認めてくれたから
「行こうか美緒」コクン
「じゃあ、ね」
お父さんお母さん、ありがとう!
外は小雨
だけど気分は晴れ晴れして快晴だった。
──//
実家を出て私達はある場所に向かった。
それは…病院
ヒデがおばさんの様子を見てから帰るって!
「美緒の両親、俺達の事よく許してくれたよな」
─そうだね。私もびっくり
お母さんはまだ分かるけどお父さんはダメって言うと思ったよ…
たぶん、相手がヒデだからだね。
恋人なんていないと思ってた私に相手がいて
しかもヒデはお母さんお気に入りだもん、お父さんを説得してくれたのかもしれない。
それか…ヒデを逃したら、もう私には恋人なんて出来ないと思ったのかもしれないけど。
「うちの親父も喜んでたよ」
え、話してくれたの?
私の事
「お袋にもさ…美緒の話しをしたんだ。倒れてから記憶もあいまいだから覚えてないと思ったんだけど写真見せたらニッコリ笑ってたよ」
ホントに?
おばさん、私の事覚えててくれたのかな
ヒデと別れた後、おばさんは凄く寂しがってくれたらしいから…