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第20章 番外編

もう私…イク…イッちゃ、ぅ─ぇ?

身体が硬直し昇り詰める寸前
ヒデが動きを止めた。
「美緒…まだダメ」
「……ぇ」そんな

快感の波が去って落ち着くとまた…
ヒデは２枚のヒダを広げ溢れる蜜を吸い上げる。

ﾁｭｩｩｩｩーﾋﾞｸﾝ！
「ﾊｧ、ﾋ、ﾃﾞ…ﾊｧﾊｧ」

激しく攻めるくせにイキそうになると何度も止められ焦らされる。
私は長い時間お預けをくらってもうヘトヘト

「ﾋ、ﾃﾞ、もう、私…」
「…もう何？…イキたいの？」

ｺｸﾝ、
イキたい、もう、お願い。
疲れ過ぎて声を出すのもツラい…

訴えるように頷いたのに…

「分かった、じゃ、これで最後にするから」
え？…荒い息を吐き続ける私の中にヒデの長い指が沈んでいく。

「あ、うっ、んふっ」

「…気持ちいい？イヤらしい声が出てるよ」
そんなこと…
だって、指を回転させたり小刻みに揺すったり
そんなにされたら…どうしたって声が出ちゃう！

ｸﾁｬｸﾁｬ、ｸﾁｬｸﾁｬ
や、だめ！やだやだ

〝んんっ！〟
自分から出るイヤらしい声に慌てて唇を噛んだ。

〝んっ、んんっ…〟
ダメそんなに激しくしないで
ｸﾁｬ、ｸﾁｬｸﾁｬ

ヒデの動きが早くなるとくちゃくちゃと液体の音がどんどん大きくなる。

あっ！ダメ
これヤだ！」─ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

「美緒、大丈夫だから…いいよイッテ！」
薄れる意識の中で
どうせまた…寸前で止めるんでしょ

ｸﾞｼｬｸﾞｼｬｸﾞｼｬ
あぁ、くる─あぅ
ﾋﾞｼｬｬｬ……

ビクッ、ﾋﾞｸﾋﾞｸ…やっ！
「……:"!*~」
この時、吹き出る水音とともに
漸く長い至極の攻めから解放された。

ﾊｧﾊｧ、ﾊｧﾊｧ