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愛されたいから…
第10章 イルマのお泊まり
腹いっぱいの苦痛から

『やぁぁ…!?止め…て…!』

と言って洗面台を必死に掴んで俺は俺のアナルを探っている南郷さんの手から逃げたくなるけど、南郷さんは俺の背後からしっかり俺を抱いたまま、俺への苦痛の愛撫を続けて来る。

不意にビクンッと俺の身体が感じていた…。

『へ!?』

と言った俺の股間が今にもイキそうな感覚になって全身が性感帯になったように南郷さんの愛撫に感じてしまう。

乳首がほんの少し上から下に撫でられただけで俺の身体がビクビクと反応して

『あぁ…、あーっ…、あぁんっ…。』

とさっきまでとは違って俺は南郷さんに甘えるように喘いでしまう。そんな俺のアナルをゆっくりと南郷さんが指先で中を撫でながら

『イルマの一番感じる場所はここか?』

と言って嬉しそうに俺を見ていた。

『あぁん…、止め…、て…。』

『もっとして欲しいって顔してるのにか?』

俺が初めて経験する有り得ない快感だった。その快感の先が知りたくて俺がもっととか思っていたのは事実だ。鏡の中には切なくでも少し嬉しそうにこの快感を求めた俺の顔があって、俺は恥ずかしいのに

『南郷さん…、俺…、どうなるの?そこ…、変になっちゃうよ。』

とあの官能漫画の主人公みたいな台詞を南郷さんに言ってしまう。俺のアナルの愛撫を続けながら同時に南郷さんが俺のペニスを包むように握って来る。

俺のペニスが完全に敏感になっていて、俺の全身にその南郷さんの手の感覚が伝わって来て

『あぁっ!らめぇ…、今は、そこは…、らめぇ…。』

と俺はもう呂律が回らないくらいに感じてしまっていた。多分、女の子ならクリをモロに弄られたくらいの快感が今の俺のペニスの状況だった。

『本当に止めて欲しいのか?』

とか南郷さんが俺に意地悪を言って来る。俺はどんな返事をすればいいのかわからない。

鏡の中では切なくて溶けた顔の俺がもっと、もっとと南郷さんにねだるような顔になっていて

『南郷さん…、あぁ…、お願い…。』

と俺は完全に南郷さんに甘えてしまうだけだった。
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