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愛されたいから…
第13章 南郷と大地の怒り
だから俺は少し強引に

『お前の知りたい事は全て後で教えてやるから、今は俺と一緒に来い。』

と馬鹿な勘違いをしているイルマをベッドから出そうとした。イルマは

『えっ!?やだよ…、俺…。』

とジタバタするから

『さっさとベッドから出て服を着ないと犯すぞ。』

と脅してやる。イルマは今度は青い顔で

『だったら待ってよ、着替えるから出てって!』

と叫ぶけど俺は

『今更、俺に見せれないとか言うか?』

と言ってやる。そんな俺に対しては半泣きになるイルマを可愛いとか思ってしまう俺はわざとイルマに意地悪をしたくなって来た。泣きそうなイルマにキスをしてイルマのペニスを掴んでから

『早く着替えないなら俺を誘っていると見なす。』

と言った俺からイルマは慌てて逃げ出し、俺の前で着替えながらふてくされたイルマが

『どこに行くんですか?』

と聞いて来る。

『和也のところだ。』

『げっ!?そんなところ、俺は行きませんよ。』

『一緒に来い!今の俺の恋人はお前なんだとお前はただ堂々としてろ!』

俺はそう言ってイルマを怒鳴りつけていた。イルマはビクリと身体を震わせて怒鳴りつけた俺に怯えた顔をするだけだった。

イルマは馬鹿だ。馬鹿な勘違いをして勝手に和也と闘う前に自分の方が負けているんだとイルマは思い込んでしまっている。

勝手に1人で泣いて、勝手に俺から離れようとか考えている馬鹿なイルマに俺はただ腹が立つ。

今みたいに俺にキスをされてもまだ俺の気持ちに気付いていないイルマは馬鹿だ。俺が本当に欲しいのは誰なのかがわかっていないイルマは超大馬鹿だ。

決してイルマは天才なんかじゃない。だからイルマは和也とは違う。俺はそんな馬鹿なイルマだけを愛している。だから、和也との違いを馬鹿なイルマにハッキリとわからせてやる。

嫌がるイルマの手を俺は握って無理矢理に引っ張りながらイルマの家を出てタクシーを拾ってから俺とイルマは新宿に向かっていた。

新宿の高級ホテル…、しかもここのスィートに和也は一ヶ月以上も滞在している。だから俺を探していたという和也の言葉は事実なんだろう。

和也の執着に和也の親は金を惜しまない。ましてや薬物中毒になるくらいなら俺に執着して薬物から離れる和也の方が親からすれば、まだマシな状況だと判断した結果だ。
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