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愛されたいから…
第16章 イルマの価値観
南郷さんの指がやらしく俺のアナルの中で俺を感じさせようと刺激しながら、今にも破裂しそうなくらいにパンパンに張った俺のペニスを

『こんなになってるぞ。』

と先っぽだけを南郷さんが指先で撫でて来る。先走った汁が先っぽからトロリと流れ南郷さんの指先を濡らしていた。

だって南郷さんが俺を感じさせてくれるから…

そんな文句すら言えずにただ南郷さんにしがみついて

『や…、やらぁ…、あぁっ…。』

と喘ぐしか出来ないだけのマグロな俺。南郷さんがゆっくりと焦らすように俺のアナルを弄りながら

『イルマ、どうして欲しい?』

と聞いてくれる。死ぬほど恥ずかしいくせに、南郷さんには感じたい…、イキたい…、もっとして欲しいとか考える俺は

『龍平さん…。』

とずるく言う。クスッと笑った南郷さんが

『いいよ…。』

と俺の耳を舐めながら俺のペニスをしっかりと握って擦り出す。アナルはさっきみたいに焦らすような愛撫でなく、激しく広げるようにして南郷さんの指が掻き回す。

『あぅ…、うぁ…、あーっ…。』

だた彼の手に翻弄された自分がその気持ち良さに喘ぐ事しか出来ずに、股間に突き上げて来る快楽に流されていくしかなかった。

『龍平さん…、俺…、もぅ…、あぁんっ♡』

我慢すらしない俺のペニスからは勢いよく白い愛液が迸り、南郷さんが突き抜けた快感に全身で仰け反り痙攣してしまう俺を抱きしめてキスをしてくれる。

『んぁ…、あーっ…、もぅ…、んはぁっ♡』

キスをされてながら俺はまだ悶え続けていた。だってイキながらの俺のペニスを南郷さんがまだ優しく愛撫していて、もっと俺が狂うくらいに感じてもいいんだと南郷さんが俺に教えているようだった。

グッタリとする俺はしばらくそんな南郷さんと抱き合いながら

『全然、連絡くれないし…、なのに突然来てのこれは酷いよ。』

と子供みたいに拗ねてしまう。南郷さんは俺の唇を指先で優しく撫でながら

『〆切が終わったら、会議とか速報で編集はまだしばらく忙しいんだよ。それでも我慢が出来ないから見に来たらエロいイルマが俺を誘って来るし…。』

とニヤニヤして意地悪な顔で俺に言う。速報…、いわゆるファン投票だ。
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