この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛されたいから…
第16章 イルマの価値観
俺は普通に
『構いませんよ。下手にネームを弄ると続きになる白黒のページとの繋がりに違和感が出てしまうかもしれませんし、それなら、カラー表紙の部分にだけ藤森先生のイメージする意見をくれますか?』
と藤森先生に説明をしていた。藤森先生は簡単に
『イメージと言われても、私はゴシックな感じに憧れてるってだけかしら?』
と言って来る。俺はさっき自分が描いていた勝手な俺の表紙のイメージの図を見せて
『なら真ん中の主人公にゴシックドレスを着せて、その背後からデザイナーの手が主人公の胸元に入る感じで、膝まづいく彼氏が主人公のスカートの中に手を入れるって感じが俺のイメージなんです。』
と伝えてみる。藤森先生は
『それなら彼氏がロリータの主人公の靴に口づけしているくらいの方が過激ならいい感じかも?』
と目を輝かせて俺に言って来る。こうやって意見が早くまとまって来ると俺は嬉しくなって来る。
『見せる部分はギリギリで全く見せない?それともギリギリでも見せます?』
と聞いてみる。カラーの表紙で主人公の乳首くらいは見せてしまうか、全く見せないかだ。藤森先生は
『ストーリーがいきなり全裸に近い主人公だから、表紙は全く見せない方向ね。でも、しっかりデザイナーが胸元に手を入れているなら、主人公がちょっと感じているってエロな顔は欲しいって感じです。』
と言って来る。あくまでもデザイナーの指には逆らえない主人公を描く感じだと俺は完全にイメージがまとまって来る。
小一時間ほど俺と藤森先生は打ち合わせてから南郷さんと一緒に藤森先生が帰って行った。今日はお店を休んでこれから彼氏とデートだって藤森先生が可愛い事を俺に言っていた。
俺も今日は南郷さんの家でデートだって思っていた。だけど帰り際に南郷さんが俺に藤森先生には聞こえないようにして
『今夜は外で食事しよう。』
と言ってくれた。だから俺は嬉しくてニヤケそうになる自分を堪えるのに必死だった。
それから3時間くらい、ベータの原稿を描き貯めてから俺は南郷さんの家に向かっていた。ベータの方は来年の2月号からの連載スタートが決まっている。
新年は何かとバタバタとする俺の為に坂口さんが気を使ってくれた結果だった。
『構いませんよ。下手にネームを弄ると続きになる白黒のページとの繋がりに違和感が出てしまうかもしれませんし、それなら、カラー表紙の部分にだけ藤森先生のイメージする意見をくれますか?』
と藤森先生に説明をしていた。藤森先生は簡単に
『イメージと言われても、私はゴシックな感じに憧れてるってだけかしら?』
と言って来る。俺はさっき自分が描いていた勝手な俺の表紙のイメージの図を見せて
『なら真ん中の主人公にゴシックドレスを着せて、その背後からデザイナーの手が主人公の胸元に入る感じで、膝まづいく彼氏が主人公のスカートの中に手を入れるって感じが俺のイメージなんです。』
と伝えてみる。藤森先生は
『それなら彼氏がロリータの主人公の靴に口づけしているくらいの方が過激ならいい感じかも?』
と目を輝かせて俺に言って来る。こうやって意見が早くまとまって来ると俺は嬉しくなって来る。
『見せる部分はギリギリで全く見せない?それともギリギリでも見せます?』
と聞いてみる。カラーの表紙で主人公の乳首くらいは見せてしまうか、全く見せないかだ。藤森先生は
『ストーリーがいきなり全裸に近い主人公だから、表紙は全く見せない方向ね。でも、しっかりデザイナーが胸元に手を入れているなら、主人公がちょっと感じているってエロな顔は欲しいって感じです。』
と言って来る。あくまでもデザイナーの指には逆らえない主人公を描く感じだと俺は完全にイメージがまとまって来る。
小一時間ほど俺と藤森先生は打ち合わせてから南郷さんと一緒に藤森先生が帰って行った。今日はお店を休んでこれから彼氏とデートだって藤森先生が可愛い事を俺に言っていた。
俺も今日は南郷さんの家でデートだって思っていた。だけど帰り際に南郷さんが俺に藤森先生には聞こえないようにして
『今夜は外で食事しよう。』
と言ってくれた。だから俺は嬉しくてニヤケそうになる自分を堪えるのに必死だった。
それから3時間くらい、ベータの原稿を描き貯めてから俺は南郷さんの家に向かっていた。ベータの方は来年の2月号からの連載スタートが決まっている。
新年は何かとバタバタとする俺の為に坂口さんが気を使ってくれた結果だった。