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愛されたいから…
第16章 イルマの価値観
春は新人の漫画家が出て来る季節だ。だから他の新連載も結構入って来るから1歩早く俺の連載が始められるのは、俺にはありがたい事だ。新連載は何かとファン投票の争いが激しくて、俺はその争いが苦手にだからだった。

周りをあまり意識せずに普通にスタートして普通に連載して行けるように手配してくれた坂口さんには本当に感謝している。

だから、今の俺は年内は藤森先生の作品のカラーが一番重要な俺の仕事だ。

俺は南郷さんの家で藤森先生と打ち合わせをした表紙の下描きをかなり本格的に描いていく。

猫と月の時もそうだったけれど、自分のイメージがそのまま描き出せる時の快感って、本当に止めれなくなるくらいに気持ち良くて俺はその快感に自分を委ねて溺れていく。

気持ちが…、いい…。

南郷さんの指先が俺の疼く身体を優しく触って来るように、ふわふわとした心地良さ、少し頭が熱くなって自分のアドレナリンに俺は興奮して来てしまう。

イキ…、そう…。

そんな風に性的に感じてしまうくらいの興奮を俺は絵を描くという作業に感じてしまう。

突然、がっしりと俺の貧弱な身体が掴まれて俺はしっかりと南郷さんに抱きしめられていた。

『帰って来るなりイルマがエロい顔してるとか、どれだけ俺を興奮させんだ?』

と言われて南郷さんにキスをされて、ただでさえ興奮をしていた俺は身体がますます疼き始める。

息が出来ないほどの熱いキス…、ほんの少し南郷さんに触れられただけで俺の身体がビクビクとする。

『南郷さん…。』

『飯に行こうか?』

そう言うけど俺をまだ抱きしめたまま、ディープなキスを南郷さんが続けて来る。きっと南郷さんもこのまま俺を抱きたい気持ちを我慢してくれている。

でも、南郷さんに抱かれる前にとりあえず、俺はご飯と風呂は確実に済ませないと俺がとんでもない事になってしまう。

だから、南郷さんもそれがわかっているから俺から目を逸らすようにして俺の手だけを引いて

『行こう…。』

と座っていた俺を立たせてくれる。もしも俺が普通の女の子なら、もっと平気な感じで南郷さんは俺を抱いてくれるのかな?

1日中、南郷さんに抱かれるとか俺は男だから絶対に無理なのかな?大地が言うように俺は南郷さんに抱かれても平気になる為には身体を鍛えるべきなのか!?
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