この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
八重の思いー私を愛した2人の彼氏
第7章 蓮と陸の心境

「いや、彼女だけでは無いんだよ。彼女ともう一人……俺と同じく彼女が好きな男性と一緒に住んでいる」
「…………は!?」

言っていなかっただろうか? 千弥と暮らしてるとは言った記憶はあるが、陸も一緒とは話した記憶が無い。まぁ、驚かれて当然とも思う。

「男二人に女一人!?
そりゃ凄いことになっているようで……」
「凄いね……。俺的にはあまり思っていない、彼女が好きなのだから、一緒に暮らすのが当たり前のような感覚だよ」
「普通はありえない、彼女が出来たら独り占めしたいもの」
「そうとも言うけど……彼女自身がどちらかを選ばない限り、今のままが良い。意外に楽しいよ、みんなと暮らすのは」
「変わってるな尾上さん」
「そうなのかな?」

やはり大人数で育ったせいか、千弥はともかく、俺的には陸が居るのも心地良い。平凡な日常かも知れない、それでも誰かが一緒に居るのは安心出来るもの。
あのマンションで一人だった俺、帰宅しても出迎えてくれることの無い冷たい部屋、それが堪らなく嫌だった。だからこそ千弥と陸に共同生活を提案、今は上手くやっていると思う。……俺の気分も温かくなった、そう思っている。

「口を動かすのは良いけど、そっちの進行が遅れているよ藤崎さん。物撮りは待ってくれないからね」
「そうだった。こっちはキーマカレーだけどスープに合うかな?」
「見た目の問題であればクリアーしているね、キーマの黄にスープの赤、色彩的にはある組み合わせ」

/242ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ