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八重の思いー私を愛した2人の彼氏
第8章 3人で-男同士の共闘

「ただいまー蓮」
「ただいまです」

二人揃って帰宅しリビングに入って来た時、俺は陸に目配せをした。それに気づいた陸が軽く頷く……千弥をあの部屋へと導くこと、それが俺たちが交わした約束。その後はどうなるか分からないが……。

「お帰り。今日は和食にしてみたよ」
「久々の和食だぁ」
「珍しいですね蓮さん?」
「たまには……。日本人なのだから和食も大事だと思わない千弥?」
「そうですね。私、着替えて来ます」
「あ、僕も」

早々に部屋に入っていく千弥を見届けてから、自分の部屋に行こうとしていた陸を呼び止めた俺。勿論話はリフォーム済みである部屋のこと。

「……出来たの?」
「今日の日中にキーが渡って来た、中を確認したけどシンプルなのにこだわったね陸?」
「僕たちが使う部屋だから、照明の位置とかには気を配ったよ。過ぎず、でもそんな雰囲気に持っていくように。僕は見ても良いんだよね?」
「勿論。揃えた道具の感想とか教えて欲しい」
「ちょっと見て来る」

着替えるのも忘れ、陸は新しくなった部屋を見に行ってしまった。あれを見て陸はなにを思うか俺も興味があるからね、だから着替え云々などの指摘はしない。見た後でも陸だったら着替えは早いと踏んだため。

数分後、戻って来た陸。
その顔は……なんというか興奮? 欲情? それに近いような気がする。

「また凄いのを選んだね連、本格的な物まで揃っていて、僕でも驚いた」
「これでも悩んだよ。ああいう物は購入したことが無かったからね」
「……あれでも千弥は受け入れると僕は思う」

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