この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
八重の思いー私を愛した2人の彼氏
第3章 驚く共同同居契約

「それは僕と尾上さんで話し合った」
「どう……ね。これから俺たちが話し合った結果を試してみるかい三苑さん?」
「結果……ですか?」
「悪い結果ではないよ、僕も納得したから」

この数日、私が知らないところで、小野寺さんと尾上さんは話し合っていたんだ。だから二人とも驚かない、知らなかったのは私だけというのも少し気になる。でも、試すとは、なにを試すの?

「でも……」
「俺のマンションに来るだけで良いよ」
「行こう三苑さん?」
「う、うん」
「まずは腹ごしらえが先だけどね」
「そうだった、僕腹へった」
「私も少し……」
「じゃあ注文しよう。目の前に肉の塊が出て来るのが、この店のウリの一つだからね」

そうだった。不安と疑問が先行して、折角の肉バルは手付かず。
尾上さんがスタッフを呼べば、生肉ごとカートに乗せて私たちのところに来て、好きな肉と調理法を選ぶ仕組み。確かに見ごたえ十分だわ。
私はヘルシーに鶏肉でのチーズフォンデュ。小野寺さんはガッツリステーキ。尾上さんはローストビーフをチョイス。三人とも電車通勤なので赤ワインも添えて、始めての肉バルは凄く楽しかったと思う。

それに尾上さんのコーディネーターの腕を、生で見られたのも大きな成果。魅せる仕事って、こんな細かいことまで気を配っていると知ることにもなった。

/242ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ