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八重の思いー私を愛した2人の彼氏
第14章 3人でなければ駄目

「千弥はバレンタインと言ったら、なにを思い浮かべる?」
「私? ……チョコにデート、薔薇、告白?」
「うん、スタンダードだとは思うね、それをインテリアで表現してみたら?」
「なるほど。でも赤色系はX'masもあるから在庫が少ないの。倉庫にどれだけあるだろう?」

こうしてコーデのヒントをくれる蓮さん。でも台湾でバレンタインは少し難しい感じ。言われてからずっと検索する私、そこで気づいたのよ。

「台湾って竹細工が綺麗、これにデコレーションしても見た目よく写りそう。それにポットやグラスが西洋式だから、これも合わせて……マットはレッドとオパールなんてどうかな?」
「竹細工ね、それは盲点だったかな? 俺としては薔薇と告白だったんだけど」
「……へ?」

え? コーディネーターの話じゃないの? 私はすっかりそうだと思い、凄い勢いで検索していたのに、蓮さんの意地悪。

「仕事のバレンタインもいいけど、もうすぐX'masだから陸も一緒に家を飾ろう千弥」
「X'masなんだね、仕事仕事で少し忘れていたかも?」
「だから俺たちのX'mas、そっちも考えておいて?」
「流石にそれは倉庫の在庫になるよ?」
「それでいいよ、千弥に任せるから」

あのマンションでX'masをやる気なんだね、だけど私もそのほうが良いとは理解してる。対外的には普通に見られない私たちの関係だもの、マンションでのんびり、でも楽しくX'masをしたほうがいい。

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