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八重の思いー私を愛した2人の彼氏
第5章 不安

「あの複合型の個人病院は、僕も怪我をした時に使ったことがあるんだよ。
外科、歯科、婦人科、心療内科が1つの建物に混在していて、病院によって看護婦さんのナース服の色が違う。千弥が行っていたのは……心療内科だった」
「心療内科……。精神科をより行きやすくした科だと記憶にはあるよ。でも千弥が心療内科、それは昨日のせい……」

考えられるのはこの一点。そう思えば朝の千弥は様子が変だった、まるで上の空……俺を他人を見ているような感じで、マンションを出ていったのは記憶に新しい。

「内容までは流石に……。だけど心療内科の他に婦人科にも寄っていた。こっちはすぐ出て来たから、薬の処方じゃないのかな?
薬局から出た千弥は、沢山の薬を持っていたし、たぶん当たりだとは思う」
「婦人科も……。普通薬だけってなにがあるだろう? 生憎俺は男兄弟ばかりで、そちらは丸っきり分からないんだよ」

男4人では婦人科に縁は無し。産科だったら弟が産まれた時に入ったが、女性専門になってしまう婦人科は俺の範疇を越えている。

「どうだっただろう? 姉ちゃんが婦人科に通院してたと思ったけど、なにで通ってたかな? でもさ、姉ちゃんは薬用ピルなんかも手に入るって言ってた」
「ピルは婦人科で貰う物?」
「海外輸入もあるらしいけど、姉ちゃんは婦人科で処方して貰うって。僕の姉ちゃんはかなり遊んでたから、それが必要だったんじゃないかなと思う」

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