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満員電車
第2章 動揺
オフィスに到着し、今朝の事は忘れてカナは仕事に集中した


カナのオフィスはスタッフとパソコンに溢れ、皆が自分専用のパソコンに向かって仕事をしている。

ほぼ、1日中デスクワークという事も少なくは無い

今日もあっという間に定時になった

帰宅前には必ず、1日の仕事報告に課長の所へ行く事になっている


…どうしょう…
…どんな顔して課長に会えば良いのだろう

重い足取りで課長のデスクへ向かった

「相澤課長、今日の報告良いですか?」


パソコンを見ていた課長は、カナを見上げた

…カァアアアアア…

カナは目が合った瞬間真っ赤になってしまった


「中山さん、どうしたんだ?熱でもあるんじゃないか??」

課長はわざと心配そうな振りをして、カナを更に動揺させた


「いえっ、だっ大丈夫です!
何でもありません!

今日は得意先の○○会社に………
…………………
…………………
ました。以上です」


報告が終わると、課長は何やらメモを書いた


「これ、明日の宿題。
必ずしてきて。
お疲れ様!!」


ニコッと爽やかな笑顔で、そのメモを半分に折り、カナに渡した


「はい!分かりました。お先に失礼します」



カナは課長の笑顔にキュンとしながら、オフィスを後にした


帰りの電車は、大抵座れる
座って落ち着いた所で、課長のメモを開いた


…えっ!?嘘でしょ!?
何この宿題!?

ドキッ、ドキッ、
ドキッ、ドキッ、
ドキッ…

カナの心臓の音が大きくなるのが自分でも分かった


メモに書かれていた課長の言葉
それは…

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