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一秒に見えた世界
第18章 このくらい…いいだろ?
優誠のこのくらいには加減というものがないから迂闊に適当でいいよと私が答えると大変な事になるんだという事を改めて私は学習した。

夕食はまた良二さんとホテルのロビーで待ち合わせ。だけどまだ微妙に立てなくて優誠に腰を支えられている私に良二さんはゲラゲラと笑う。

私は恥ずかしくて死にそうとか思っちゃう。

でも良二さんは私に優誠に内緒の話しを時々少し教えてくれる。

『優誠って根っからの完璧主義だから美奈ちゃんに自分の思い通りの完璧が出来ないと次の日の仕事の時にすげぇ凹むんだよ。』

そう良二さんが私に言った。

完璧に私をイカせて溺れさせないと気が済まないという優誠さん…。適当主義でスタミナがない私には大変な彼氏かも…。

とか私はぼんやりと考えちゃう。

夕食の後はホテルの部屋で私は優誠に

『完璧って疲れない?たまには適当に息抜きしようとか思わない?』

と聞いてみる。優誠はニヤリとして

『これが俺の息抜きだ。』

と言って私の胸を触り出す。

みぎゃー!?またですか?1日何回やる気ですか?

そう思う私はとにかくジタバタとしてしまう。優誠は私の耳元で

『美奈が完全に俺のものにならないと俺はいやなんだよ。』

と囁いて来る。

あ…、もうダメだ。優誠のその声に私はゾクゾクとしてしまう。

この瞬間にはもう私は優誠の腕の中に堕ちていた。

私の耳を甘噛する優誠。服が脱がされてブラが外されて剥き出しにされた私の胸を優誠が指でなぞり出す。

ピクリと私の身体が動てしまう。優誠が私の口を広げるようにしてキスをして来る。私の舌を吸うようなキス…。少し甘くて夕食の時に呑んだお酒の香りがする。

私はそんな優誠のキスにはすぐに溶けちゃう…。だから私の身体の力が抜けていく。首筋、肩、私の手にゆっくりとキスをしてくれる優誠。優誠に愛されてると感じる私は勝手に興奮をして胸の先が痛くなって来る。

そうなるとチュッと優誠が私の硬くなった胸の先を吸ってくれる。

『ぁんっ。』

私は恥ずかしいけど恥ずかしい声が出ちゃう。だけどもっと私にそんな声を出させたい優誠は指先で私を焦らすように内腿を撫でて来る。

私のアソコが優誠に早く触って欲しくてジワッと濡れて熱くなって来るのに今度は優誠はわざと私のアソコを触ってくれない。
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