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一秒に見えた世界
第4章 女にした途端寂しいよ…
そんな私が家に帰るともう夜だった。ママはまだ仕事から帰ってはいなかった。しばらくテレビを見て私がボーッとしていたらテイクアウトのオムライスを夕食用に買ったママが帰って来てくれた。
『ママ、しばらくは忙しいから美奈1人で大丈夫?』
ってママが言う。
またか…
って思った私は
『空か里美の家に泊まりに行くから大丈夫だよ。』
と嘘をついた。ママは私に一万円札を渡してからさっさと寝てしまった。
翌日の私は多分生まれて初めて張り切った。まずはお風呂に入って全身をピカピカに磨き、それから昨日、百貨店で買って貰った化粧品で頑張ってメイクをしたら下着をお姉さんに教わったようにきちんと正しく身に着けて結城さんから言われていたブランド服に着替えていた。
ジャスト10時。私だってやれば出来るじゃんとか喜んでいたら結城さんが私を迎えに来てくれた。
いつものレクサスは私を乗せて阪神高速に乗って大阪方面へと向かった。そして約1時間で私は優誠の会社の前に着いた。
『ほえー?でっかいビル。何階が優誠の会社?』
って私が結城さんに聞いたら結城さんはニコニコとしながら
『全てです。』
と答えてくれた。
つまり、ここって本社ビルってやつ!?
と私はそのビルの前で固まった。
優誠はどこなんだろう?
と思う私は結城さんに言われるままにその会社の中に入り、エレベーターに乗った。そしてエレベーターはこのビルの最上階へと向かいエレベーターを降りると広くて長い廊下の先に社長室と書いたプレートが付いた大きな二枚扉があった。
ここに優誠がいるんだって私はワクワクとした。
だけど…
私の期待には外れて部屋の中はただの無人の部屋だ。部屋の真ん中にあった大きな応接用のソファーに私は座って待つようにと結城さんに言われた。ソファーはやたらとフカフカで小さな私はソファーの中へと埋もれてしまいそうになった。
すぐに女性の社員さんがやって来て私に
『コーヒー、紅茶、緑茶のどれになさいますか?』
と聞いて来た。私は喫茶店な気分で
『紅茶でお願いします。』
と答えた。でも紅茶が来てから私は30分以上も待たされた。
『ママ、しばらくは忙しいから美奈1人で大丈夫?』
ってママが言う。
またか…
って思った私は
『空か里美の家に泊まりに行くから大丈夫だよ。』
と嘘をついた。ママは私に一万円札を渡してからさっさと寝てしまった。
翌日の私は多分生まれて初めて張り切った。まずはお風呂に入って全身をピカピカに磨き、それから昨日、百貨店で買って貰った化粧品で頑張ってメイクをしたら下着をお姉さんに教わったようにきちんと正しく身に着けて結城さんから言われていたブランド服に着替えていた。
ジャスト10時。私だってやれば出来るじゃんとか喜んでいたら結城さんが私を迎えに来てくれた。
いつものレクサスは私を乗せて阪神高速に乗って大阪方面へと向かった。そして約1時間で私は優誠の会社の前に着いた。
『ほえー?でっかいビル。何階が優誠の会社?』
って私が結城さんに聞いたら結城さんはニコニコとしながら
『全てです。』
と答えてくれた。
つまり、ここって本社ビルってやつ!?
と私はそのビルの前で固まった。
優誠はどこなんだろう?
と思う私は結城さんに言われるままにその会社の中に入り、エレベーターに乗った。そしてエレベーターはこのビルの最上階へと向かいエレベーターを降りると広くて長い廊下の先に社長室と書いたプレートが付いた大きな二枚扉があった。
ここに優誠がいるんだって私はワクワクとした。
だけど…
私の期待には外れて部屋の中はただの無人の部屋だ。部屋の真ん中にあった大きな応接用のソファーに私は座って待つようにと結城さんに言われた。ソファーはやたらとフカフカで小さな私はソファーの中へと埋もれてしまいそうになった。
すぐに女性の社員さんがやって来て私に
『コーヒー、紅茶、緑茶のどれになさいますか?』
と聞いて来た。私は喫茶店な気分で
『紅茶でお願いします。』
と答えた。でも紅茶が来てから私は30分以上も待たされた。