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一秒に見えた世界
第10章 他の人は絶対にやだ
金曜日に私は結城さんといつもの打ちっぱなしに行った。受け付けの人がいつものコーチがお休みだから今日は他のコーチが私を教えると言ったのだけれど結城さんがそれはダメだと言い出してしまい私は随分と待たされた。
私は結城さんに
『レッスンは1時間だけだし教えてくれるのなら誰でもいいよ。』
といつもの適当主義で言っちゃった。結城さんはどこかに電話すると言って居なくなってしまった。
だから私はいつも通りに打ちっぱなしの打席に向かった。私の後ろから
『練習生の長谷川さん?』
と私は聞かれた。
『はい。』
『僕は神崎プロね。今日の君のコーチだから。』
と優誠くらいの年齢で痩せたキツネみたいな男の人にそう言われた。
『まずは、フォームを見せてくれる?』
とコーチから言われたから私は普通に打席に立ってクラブを軽くスイングした。
えへへ…、最近の私はちょっとだけゴルフ用語が使えるようになったのだぁ。
そんな事はさておき…。私がスイングするとコーチが私の背後に来て
『長谷川さんは腕は綺麗に伸びてるけど…、腰の位置と回し方がね…。』
といきなり私の腰を持ってその人は捻るようにして私の腰を回し始めた。なんか変な感じがして来た。今までの女性コーチは私の身体に直接触る事なんか一度もなかった。
この人は教え方が違うのかしらとか私が考えているとこのコーチは容赦なく私の太股とかを触って来る。私は一気に鳥肌が立って来た。
『寒いの?まだ夏なのに?』
と言ったコーチが私の腕を摩り始めて来た。
やだ…、この人。
私はやばいと思った。でもコーチは私の腕を撫で続けて後ろから自分の腰を私のお尻に当てて来る。
やだ…、気持ち悪い、吐きそう。やだ…、助けて。
私はただ泣きそうになった。辺りを見渡して結城さんを探すけれど結城さんも居なかった。
まだコーチは私を触りながら私のお尻にグイグイと何かを当てて来る。コーチが何か言ってたけどあまりにも気持ち悪くて私の耳には入らない。
絶対にやだぁ!!
私はその気持ち悪さに目を閉じた。それでもコーチは指先で私の太股を撫でて来る。
もう本当に止めて!!
と私が叫びかけた時に
『気安く触っていい女じゃねぇよ。』
と私の頭の上から声がした。
私は結城さんに
『レッスンは1時間だけだし教えてくれるのなら誰でもいいよ。』
といつもの適当主義で言っちゃった。結城さんはどこかに電話すると言って居なくなってしまった。
だから私はいつも通りに打ちっぱなしの打席に向かった。私の後ろから
『練習生の長谷川さん?』
と私は聞かれた。
『はい。』
『僕は神崎プロね。今日の君のコーチだから。』
と優誠くらいの年齢で痩せたキツネみたいな男の人にそう言われた。
『まずは、フォームを見せてくれる?』
とコーチから言われたから私は普通に打席に立ってクラブを軽くスイングした。
えへへ…、最近の私はちょっとだけゴルフ用語が使えるようになったのだぁ。
そんな事はさておき…。私がスイングするとコーチが私の背後に来て
『長谷川さんは腕は綺麗に伸びてるけど…、腰の位置と回し方がね…。』
といきなり私の腰を持ってその人は捻るようにして私の腰を回し始めた。なんか変な感じがして来た。今までの女性コーチは私の身体に直接触る事なんか一度もなかった。
この人は教え方が違うのかしらとか私が考えているとこのコーチは容赦なく私の太股とかを触って来る。私は一気に鳥肌が立って来た。
『寒いの?まだ夏なのに?』
と言ったコーチが私の腕を摩り始めて来た。
やだ…、この人。
私はやばいと思った。でもコーチは私の腕を撫で続けて後ろから自分の腰を私のお尻に当てて来る。
やだ…、気持ち悪い、吐きそう。やだ…、助けて。
私はただ泣きそうになった。辺りを見渡して結城さんを探すけれど結城さんも居なかった。
まだコーチは私を触りながら私のお尻にグイグイと何かを当てて来る。コーチが何か言ってたけどあまりにも気持ち悪くて私の耳には入らない。
絶対にやだぁ!!
私はその気持ち悪さに目を閉じた。それでもコーチは指先で私の太股を撫でて来る。
もう本当に止めて!!
と私が叫びかけた時に
『気安く触っていい女じゃねぇよ。』
と私の頭の上から声がした。