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天の川 〜センセ、来年も会えるじゃろか? 
第2章 ホテル
「センセ?」
 
 ベッドにうつ伏せたまま佳純の唇を待つ。
 
 ちゅっ……。
 
 肉厚の唇の先が梨花の唇を啄んだ。梨花もそれに答える。
 
 胸の奥がキュンと鳴いて涙が溢れそうになる。下腹の奥に熱を帯びる。
 
 唇を合わせる度、初めてキスした時の事を思い出す。
 
「センセ、私に初めてキスした時の事、覚えとる?」
 
「うん、もちろん覚えてるわ。あれは梨花ん家の……」
 
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