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官能な小説①~パパきもちいい~BL編
第1章 誕生日
いい子だ。そう言って頭を撫でてくれた。あの頃のように。
根元を縛っていた指がほどかれる。
「ひっ、ぁぁ、ひぃぃぃいいい」
溜まっていたものが噴き出ていく。
同時に、
汚い感情。ぐちゃぐちゃな感情。背徳。恐れ。孤独。
…愛しさ。
全部全部出ていく。
何をあんなに必死に否定していたのだろう。
何をあんなに必死に守ろうとしていたのだろう。
こんなに傍に大切なものはあったのに。
僕をあんなに欲してくれていたのに。
幸せの形なんて綺麗でも歪でも構いやしない。
僕らだけが知っていればいいだけのこと。
目の前の暖かいそれを抱きしめる。
「パパ!愛してる!好き!大好き!」
根元を縛っていた指がほどかれる。
「ひっ、ぁぁ、ひぃぃぃいいい」
溜まっていたものが噴き出ていく。
同時に、
汚い感情。ぐちゃぐちゃな感情。背徳。恐れ。孤独。
…愛しさ。
全部全部出ていく。
何をあんなに必死に否定していたのだろう。
何をあんなに必死に守ろうとしていたのだろう。
こんなに傍に大切なものはあったのに。
僕をあんなに欲してくれていたのに。
幸せの形なんて綺麗でも歪でも構いやしない。
僕らだけが知っていればいいだけのこと。
目の前の暖かいそれを抱きしめる。
「パパ!愛してる!好き!大好き!」