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官能な小説①~パパきもちいい~BL編
第2章 パパの離島旅館大作戦~パパ視点~

いきなりの申し出に奏が戸惑っている。


「何もしないし、どこも触らないから、奏は聞くだけでいいから?ね?」


不信感はあるものの、何もしないんならと、奏がおずおずと頷く。


「じゃあ、聞いてね」


わざと耳元で息がかかるように囁く。

奏の顔がまた少し赤くなる。


「初めはキスがしたい。さっきみたいに奏のあたたかい舌を味わって、小さな口の中を全部舐めて気持ち良くしたい。奏はパパとのキスが好きだろう?」


「…うん」


恥ずかしそうに頷く。


「それから、さっきつついた小さな粒を両方とも指の腹で擦って、潰して、舌でぺろぺろ舐め回して、ちゅうちゅう吸い尽くしたい。奏はパパに舐められてからそこも感じるようになっただろう?」


「…ぅん」


顔がとても赤くなる。

肩が少し震える。

少し想像してくれているのだろうか?



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