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官能な小説①~パパきもちいい~BL編
第1章 誕生日
ハッとして、音がしたほうに顔を向ける。
「何?」
襖の隙間から背中を月に照らされたパジャマ姿の父さんらしき姿が覗く。
「とっっ…さん?」
「…奏(かなで)」
囁くように父さんが僕の名前を呟いた。
僕はとっさに下半身を布団で隠す。
見られた!?
父さんがゆっくりと近づいてくる。
その表情は逆光で見えない。
見られた?
僕のあんな姿を大好きな父さんに見られた?
あんな醜い姿を見られたら、僕は生きていけないよ。
もし、そのせいで嫌われてしまったら…
血の気が引いてくのがわかる。
目の前に父さんが腰を下ろす。
見ないで!!
ギュッと目を閉じると、瞬間、大きな音がして下半身が外気に晒された感覚がする。
驚いて足元を見ると布団が剥がされ、隠していた、いやらしく上を向いたそれが露わになっていた。
布団に手を伸ばそうとすると、父さんの顔が近づいてきて、耳元でこう囁く。
「私の誕生日プレゼントは喜んでもらえたかな?」
「何?」
襖の隙間から背中を月に照らされたパジャマ姿の父さんらしき姿が覗く。
「とっっ…さん?」
「…奏(かなで)」
囁くように父さんが僕の名前を呟いた。
僕はとっさに下半身を布団で隠す。
見られた!?
父さんがゆっくりと近づいてくる。
その表情は逆光で見えない。
見られた?
僕のあんな姿を大好きな父さんに見られた?
あんな醜い姿を見られたら、僕は生きていけないよ。
もし、そのせいで嫌われてしまったら…
血の気が引いてくのがわかる。
目の前に父さんが腰を下ろす。
見ないで!!
ギュッと目を閉じると、瞬間、大きな音がして下半身が外気に晒された感覚がする。
驚いて足元を見ると布団が剥がされ、隠していた、いやらしく上を向いたそれが露わになっていた。
布団に手を伸ばそうとすると、父さんの顔が近づいてきて、耳元でこう囁く。
「私の誕生日プレゼントは喜んでもらえたかな?」