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官能な小説①~パパきもちいい~BL編
第2章 パパの離島旅館大作戦~パパ視点~
身体を震わせながら私は、汗ばんでぐったりする奏を抱きしめる。
私は今までこの子になんてことをしていたのだろう?
自分の孤独感や枯渇感をこの子の身体で埋めようとしていた?
なのにそれを知っても逃げずにいてくれた。
そんな私を受け入れようと、こんなことまで…
「ごめんっごめんよっ!パパが先に奏の傍にずっといると誓ったのに…愛していると言ったのに…なのに、私が奏の気持ちを疑っていた」
まだ息が浅い奏が首を振る。
「いいんだ…僕だってはじめはパパの気持ちが信じられなくて疑っていたから。でも、僕はもう何も怖くない。だってパパが一緒だもの」
「…奏」