この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
小説よりスゴいこと
第2章 会社で……
(和希先輩と、唯先輩)
朝の二人の姿が脳裏に浮かぶ。憧れてやまない二人の先輩が、今愛の目の前で、淫らな行為にふけっている。
その光景が信じられなくて、でも、それ以上に愛はどうしようもなく興奮していた。
「すっげ……音、響いてる」
掠れた和希の声。普段とは違う、吐息がまじった唯の甘い声。
唯の白い尻が艶めかしく揺れ、和希の指が抜き差しをするたびに、手と尻がぶつかる音がぱちん、ぱちん、とフロアに響く。
愛は、ごくりと唾を飲んだ。
身体が熱い。下腹部が、じんじんと疼いていた。
きっと濡れてしまっているそこを、今すぐ指で触りたい。
二人の姿を見ながら、薄暗いここで、自分も気持ちいいことをしたい。