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この香りで……。
第26章 提案

「じゃあ……いいか?」
「はい……」
奈々葉は小さく頷いた。
身体がグイッと足元に引かれた。身体が里井の影に覆われる。両脚の間が圧迫される。陰唇が鉄のように熱い男の先端を包んだ。それは菜々葉の潤んだ溝を滑る。
「ううううう、あああ……」
身体が開かれる甘い痛み。肉襞が彼を引き込み、やがて熱を帯びた里井と馴染む。里井の体温と強い脈動を奥に感じたような気がした。
吹き出した汗がシーツに染み込んで気になった。
ふと、信也と美希のことが過ぎった。玄関を開けたときに耳にした愛し合う時の声。あられもない美希の姿。
――私、美希に偉そうなこと言えない。だけど、……。
「航さん、お願い。お願い。私を……放さないで……」
気付くと涙が、菜々葉の頬を伝っていた。里井の首に手を回し、彼の身体を引き寄せた。
「俺もすまなかった。俺がお前らを……」と、里井が静かに言うと、固い唇が彼女の唇が覆い、髪が撫でられる。
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「はい……」
奈々葉は小さく頷いた。
身体がグイッと足元に引かれた。身体が里井の影に覆われる。両脚の間が圧迫される。陰唇が鉄のように熱い男の先端を包んだ。それは菜々葉の潤んだ溝を滑る。
「ううううう、あああ……」
身体が開かれる甘い痛み。肉襞が彼を引き込み、やがて熱を帯びた里井と馴染む。里井の体温と強い脈動を奥に感じたような気がした。
吹き出した汗がシーツに染み込んで気になった。
ふと、信也と美希のことが過ぎった。玄関を開けたときに耳にした愛し合う時の声。あられもない美希の姿。
――私、美希に偉そうなこと言えない。だけど、……。
「航さん、お願い。お願い。私を……放さないで……」
気付くと涙が、菜々葉の頬を伝っていた。里井の首に手を回し、彼の身体を引き寄せた。
「俺もすまなかった。俺がお前らを……」と、里井が静かに言うと、固い唇が彼女の唇が覆い、髪が撫でられる。
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