この作品は18歳未満閲覧禁止です
この香りで……。
第14章 オイルマッサージ
「あん……」
「大丈夫ですか?」
「少し……くすぐったい。あああっ……んんっ……」
奈々葉の身体が魚のように跳ねる。
暖まった足元の空気がすうっと入れ替わると、彼の手のひらは徐々に奈々葉の大腿、ふくらはぎへと降りて、再び脚の付け根の内側に戻る。紙の素材のショーツの際まで指が入り込むと、ゴソゴソとその中の茂みが揺れる。
彼の指は届かない。奈々葉の潤みの中心に触れそうで……。
「それでは、今度は仰向けに……」
「はい……」