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この香りで……。
第16章 トラブルがあった夜

「気持ちいいですか……」

「うん……」

「嬉し……」

 奈々葉の舌が里井の茎を舐め上げる。男のホルモン臭が口腔に広がった。

 アイスクリームでも舐めるように舌を這わせる。ウネウネと血管が浮き上がったそれが通り過ぎる車のヘッドライトで浮き上がっては消える。そこを丹念に舌を絡め、唾液を塗り込める。

 それはキラキラと銀色に怪しく輝く。

 ジュブ、ジュブ、ジュブ……。

 膨らんだ先端を口に含む。それが喉奥を刺激して唾液が溢れる。奈々葉は喉を開いて、それが絡んだ里井を奥に導く。奈々葉は顔をしゃくる。浅く……深く……里井を導く。

「……社用車、汚しちまうかもな……くうっ……! うんん……来る、来る、来る……んんっ」

 里井の身体が震える。里井の大きな手のひらが奈々葉の頭を押さえながら……。

 ――きゃっ……。

 びゅっ、びゅっ……。

「んんっ……んん……んあっ……ゲホ……」

 奈々葉の喉奥に里井の放った苦味のある液体が口腔へ溢れた。青臭い男性臭がそこに広がる。喉を鳴らしてそれを飲み干す。

 ――苦い……けど美味しい……。
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