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この香りで……。
第18章 夢のあとに……。
数日経っても個人情報漏えいの真犯人は分からなかった。奈々葉にできる事は関係者という理由でテレビの報道番組の取材をうける里井を見守ることだけだ。奈々葉はテレビのスクリーンを通してだが……。
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午後十時、奈々葉はリビングのソファーで倒れ込むようにうたた寝をしてしまった。うたた寝というより熟睡だった。二日ほど眠ってないのだから無理はなかった。
夢を見た。
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『いやん……』
真暗闇の中、奈々葉は一人ベッドで仰向けにされていた。何もまとわずに……。
夢だ。夢に違いない、と奈々葉は自分自身に言い聞かせる。何者かに腰を抱きかかえられる。
『うっ……うあっ……』
ゆっくりと男のモノが奈々葉の身体を満たす。身体が貫かれる。子宮がズシリと重い。
羽交い締めにされるように身体を起こされる。両方の胸の膨らみを捏ねられる。その頂を指で潰され、転がされる。
腰が揺れる。羽交い締めにされて、捏ねる誰かの手に奈々葉の手のひらを重ねて、その手を誘導する。もう一方の手が股間を這い。敏感な芽を押し潰し、転がされる。
奈々葉が自分のそのシーンをビデオのように見ている。空中からテレビカメラに舐められるように……。
――誰?
――誰……?
:
:
――イヤらしい夢……。
胸が高鳴っていた。
ショーツのクロッチに水分を感じた。
――欲求不満なのかな、私……?
奈々葉はパジャマ代わりのジャージのズボンに手を潜らせて、中指と薬指でクロッチを撫でる。
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午後十時、奈々葉はリビングのソファーで倒れ込むようにうたた寝をしてしまった。うたた寝というより熟睡だった。二日ほど眠ってないのだから無理はなかった。
夢を見た。
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『いやん……』
真暗闇の中、奈々葉は一人ベッドで仰向けにされていた。何もまとわずに……。
夢だ。夢に違いない、と奈々葉は自分自身に言い聞かせる。何者かに腰を抱きかかえられる。
『うっ……うあっ……』
ゆっくりと男のモノが奈々葉の身体を満たす。身体が貫かれる。子宮がズシリと重い。
羽交い締めにされるように身体を起こされる。両方の胸の膨らみを捏ねられる。その頂を指で潰され、転がされる。
腰が揺れる。羽交い締めにされて、捏ねる誰かの手に奈々葉の手のひらを重ねて、その手を誘導する。もう一方の手が股間を這い。敏感な芽を押し潰し、転がされる。
奈々葉が自分のそのシーンをビデオのように見ている。空中からテレビカメラに舐められるように……。
――誰?
――誰……?
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――イヤらしい夢……。
胸が高鳴っていた。
ショーツのクロッチに水分を感じた。
――欲求不満なのかな、私……?
奈々葉はパジャマ代わりのジャージのズボンに手を潜らせて、中指と薬指でクロッチを撫でる。