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この香りで……。
第23章 眠り姫
 大きな窓の外を覗く。奈々葉の腰の高さにある大きな窓を……。月の碧い光が明かりが静まり返った街をぼんやりと寂しげに照らしている。

 ――ここから落ちたら……。

 窓に手をかける。サッシではなく木枠のその窓は建て付けが悪いのかガタガタと音を立てるだけだ。

『ダメ、ダメ……イタイヨ。オチルト、イタイヨ?』

 透き通るような幼い少女の声が奈々葉に語りかける。同時に、詠美の娘の物だという借りたパジャマの裾が引かれたような気がして振り返った。
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