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永遠に見えた世界
第3章 ファーストキス?
こいつ、もしかして酔った時の事は全く覚えていないのか?
それよりも就職の為ならやっぱり俺に簡単に股を開くのか?
もし美奈がそのつもりなのなら俺は美奈を口説く手間が省けると思い笑って美奈に
『お前次第だな。』
と言ってみた。そんな俺に美奈はただ不思議そうな顔をしているだけだった。だけど食事の間はずっとニコニコとして食べ続けている美奈だ。
余計な事は言わない。大袈裟な身振りや素振りもしない。ただ時々ぼんやりとする美奈。
俺のものにしないと美奈が消えそうに感じた。そうやって俺は焦るけど美奈に拒否はされたくない。とにかく後は部屋で口説けばいいかと俺は思った。
車に乗せると美奈は真面目な顔で俺に
『んで、私は社長さんの会社にはいつ行って面接をすればいいの?』
と聞いて来る。
こいつ、今日はもう帰る気なのか?てか本気で就職の面接とか言ってんのか?
ここまで来てお預けを喰らうのはお断りだ。
『面接は今からだ。』
と俺は言った。
さっさと美奈を部屋に連れて行って後は口説き落とせば良いだけだ。
俺はそれしか考えていなかった。美奈は別にいやがる素振りもしない。ただぼんやりを繰り返すだけだ。
車を降りてからもあまりに美奈のぼんやりが続くと
『だから、モタモタすんな。』
と俺は美奈に言う。美奈は慌てて俺について来る。
リビングのソファーに俺が座って
『こっちに来い。』
と言うと美奈はちょこんと俺の隣に座って来る。全くの無防備で警戒心すらないように美奈は大きく綺麗な目で真っ直ぐに俺を見ていた。
やっと俺を見ている。
だけどそれは就職の為だ。俺は美奈の顎を掴んで上げてみた。ほんの少しでも俺が近付けば美奈にキスが出来る距離。だけど、美奈はただ真っ直ぐに俺を見ているだけでキスを求めるわけでもなく拒否をする気配もない。
人形みたいに綺麗な肌、可愛い目でずっと俺だけを見ている。最後の確認だと俺は美奈に
『で、お前は本気で就職したいのか?』
と聞いた。就職がしたいなら俺に抱かれても文句を言うなって思った。なのに俺の言葉に急に美奈が赤くなった。しかも鈴が鳴るような声で
『就職しないと短大を出てから、後で困るらしいですから。』
と拗ねたように美奈が言った。
それよりも就職の為ならやっぱり俺に簡単に股を開くのか?
もし美奈がそのつもりなのなら俺は美奈を口説く手間が省けると思い笑って美奈に
『お前次第だな。』
と言ってみた。そんな俺に美奈はただ不思議そうな顔をしているだけだった。だけど食事の間はずっとニコニコとして食べ続けている美奈だ。
余計な事は言わない。大袈裟な身振りや素振りもしない。ただ時々ぼんやりとする美奈。
俺のものにしないと美奈が消えそうに感じた。そうやって俺は焦るけど美奈に拒否はされたくない。とにかく後は部屋で口説けばいいかと俺は思った。
車に乗せると美奈は真面目な顔で俺に
『んで、私は社長さんの会社にはいつ行って面接をすればいいの?』
と聞いて来る。
こいつ、今日はもう帰る気なのか?てか本気で就職の面接とか言ってんのか?
ここまで来てお預けを喰らうのはお断りだ。
『面接は今からだ。』
と俺は言った。
さっさと美奈を部屋に連れて行って後は口説き落とせば良いだけだ。
俺はそれしか考えていなかった。美奈は別にいやがる素振りもしない。ただぼんやりを繰り返すだけだ。
車を降りてからもあまりに美奈のぼんやりが続くと
『だから、モタモタすんな。』
と俺は美奈に言う。美奈は慌てて俺について来る。
リビングのソファーに俺が座って
『こっちに来い。』
と言うと美奈はちょこんと俺の隣に座って来る。全くの無防備で警戒心すらないように美奈は大きく綺麗な目で真っ直ぐに俺を見ていた。
やっと俺を見ている。
だけどそれは就職の為だ。俺は美奈の顎を掴んで上げてみた。ほんの少しでも俺が近付けば美奈にキスが出来る距離。だけど、美奈はただ真っ直ぐに俺を見ているだけでキスを求めるわけでもなく拒否をする気配もない。
人形みたいに綺麗な肌、可愛い目でずっと俺だけを見ている。最後の確認だと俺は美奈に
『で、お前は本気で就職したいのか?』
と聞いた。就職がしたいなら俺に抱かれても文句を言うなって思った。なのに俺の言葉に急に美奈が赤くなった。しかも鈴が鳴るような声で
『就職しないと短大を出てから、後で困るらしいですから。』
と拗ねたように美奈が言った。