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永遠に見えた世界
第11章 馬鹿女!!

この考えでまた変な暴走を美奈にされるよりも俺は美奈の選択肢を強引に狭める方を選んでいた。美奈には自由にさせてやりたいが変な暴走をされたらこっちがたまったもんじゃない。
『バイトは後2週間だけだろ?その間くらいは俺の言う事を聞けよ。』
と俺は美奈にそう言い切ってから美奈の顔にキスをしてやる。美奈はそういうやり方をすれば大人しく俺に従うからだ。
『わかった。』
と俺の予想通りに美奈の方が折れた。
まだ、しばらくの間は俺の手の内から美奈を自由に出してやる事は無理だな。
と俺は思ってしまった。そうやって美奈が俺を受け入れても美奈が消えるんじゃないかという不安がまだ俺の中には残った。
水原のクソ親父じゃないけれど美奈に対しては強引に結婚まで持っていく必要があるのか?いや…、美奈は結婚をしても簡単に俺を捨てて出て行く女だな。
そんな事を考えてしまう俺は美奈の適当主義がある意味でずっと怖かった。だから完璧に美奈を押さえ込むやり方を多少の強引ではあっても俺はこのまま続けていくしかなかった。
その日は夕食も早めに済ませて早めに美奈を家に帰した。生理中なのだから早く自分の家で寝た方が明日からのバイトが楽だろうと俺は思った。
美奈が夕食の時にはピルを飲み始めた。やっぱり避妊などのケジメに対しては適当じゃないんだなと俺は感じた。
翌朝はいつも通りに佐伯が俺を迎えに来た。佐伯はニヤニヤとしながら
『最近の優誠は機嫌がいいね。』
と俺を茶化しやがる。俺は冗談で
『美奈の友人には佐伯好みの美人がいるぞ。』
と言ってやる。佐伯は良二よりも女にはかなりのこだわりがある。穴があればなんでもいいの無節操なのが良二だ。佐伯は少し真面目に
『なら、その前に美奈ちゃんを俺と良二にくらいはちゃんと紹介をしてくれよ。』
と言って笑っていやがった。それは佐伯と良二の友人としての俺への心配の一言だ。
水原や御剣から美奈を庇うのに佐伯や良二の助けがあった方がいいだろうという意味だった。
俺が会社に出てしばらくしたら美奈の方が俺よりも重役出勤だ。所詮はバイトだから遅めに来て一般社員よりも早く帰る。
だが美奈は俺の指示でバイトの後は結城に連れられて打ちっぱなしにゴルフの練習に行くという予定になっていた。
『バイトは後2週間だけだろ?その間くらいは俺の言う事を聞けよ。』
と俺は美奈にそう言い切ってから美奈の顔にキスをしてやる。美奈はそういうやり方をすれば大人しく俺に従うからだ。
『わかった。』
と俺の予想通りに美奈の方が折れた。
まだ、しばらくの間は俺の手の内から美奈を自由に出してやる事は無理だな。
と俺は思ってしまった。そうやって美奈が俺を受け入れても美奈が消えるんじゃないかという不安がまだ俺の中には残った。
水原のクソ親父じゃないけれど美奈に対しては強引に結婚まで持っていく必要があるのか?いや…、美奈は結婚をしても簡単に俺を捨てて出て行く女だな。
そんな事を考えてしまう俺は美奈の適当主義がある意味でずっと怖かった。だから完璧に美奈を押さえ込むやり方を多少の強引ではあっても俺はこのまま続けていくしかなかった。
その日は夕食も早めに済ませて早めに美奈を家に帰した。生理中なのだから早く自分の家で寝た方が明日からのバイトが楽だろうと俺は思った。
美奈が夕食の時にはピルを飲み始めた。やっぱり避妊などのケジメに対しては適当じゃないんだなと俺は感じた。
翌朝はいつも通りに佐伯が俺を迎えに来た。佐伯はニヤニヤとしながら
『最近の優誠は機嫌がいいね。』
と俺を茶化しやがる。俺は冗談で
『美奈の友人には佐伯好みの美人がいるぞ。』
と言ってやる。佐伯は良二よりも女にはかなりのこだわりがある。穴があればなんでもいいの無節操なのが良二だ。佐伯は少し真面目に
『なら、その前に美奈ちゃんを俺と良二にくらいはちゃんと紹介をしてくれよ。』
と言って笑っていやがった。それは佐伯と良二の友人としての俺への心配の一言だ。
水原や御剣から美奈を庇うのに佐伯や良二の助けがあった方がいいだろうという意味だった。
俺が会社に出てしばらくしたら美奈の方が俺よりも重役出勤だ。所詮はバイトだから遅めに来て一般社員よりも早く帰る。
だが美奈は俺の指示でバイトの後は結城に連れられて打ちっぱなしにゴルフの練習に行くという予定になっていた。

