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秘密のピアノレッスン
第13章 12年

「……あんなビデオ見たら、自分が犯罪者になった気がするよ」
「12年前の、ですか?」
「ん……」
シャワーを浴びてベッドの上に移った。先生は腕枕をしてくれながら、ぽつりとつぶやいている。
「先生は、私のことを知っていたんですか?」
「まあ、うっすらとはね。母さんもよく更紗ちゃんの話はしていたから。でも、12年前の10歳差はロリコンの域だな。僕は、年下はタイプじゃなかったのに、不思議だ」
先生の指が髪を梳き、さらりと肩に落ちる。何の特徴もない、黒のセミロングの髪を、先生は何度も愛しげに触れる。
「先生……『俺』って言ってくれないんですか?」
先生は髪を撫でる手を止め、ふっと柔らかな目元で微笑む。
「そしたら、君も敬語やめない?実は、距離を感じてる。年齢差も」
見つめあって、くすくすと笑い合う。
「奏馬でいいよ。俺も、更紗って呼んでいい?」
「はい……、あ」
「また敬語」
ひっくり返されて、シーツで隠れた胸を暴かれる。先端にちゅぷりと吸いつかれて……熱い舌で転がしたあと、先生はまた、シーツの中にある陰唇へと潜っていく。
「まだ溢れてるみたいだから、きれいにしてから家まで送るよ」
もう、シャワーを浴びたのに……。
先生はいつも、まだ奥にある蜜を求めて、最後の一滴まで自分のものにしたがった。
「12年前の、ですか?」
「ん……」
シャワーを浴びてベッドの上に移った。先生は腕枕をしてくれながら、ぽつりとつぶやいている。
「先生は、私のことを知っていたんですか?」
「まあ、うっすらとはね。母さんもよく更紗ちゃんの話はしていたから。でも、12年前の10歳差はロリコンの域だな。僕は、年下はタイプじゃなかったのに、不思議だ」
先生の指が髪を梳き、さらりと肩に落ちる。何の特徴もない、黒のセミロングの髪を、先生は何度も愛しげに触れる。
「先生……『俺』って言ってくれないんですか?」
先生は髪を撫でる手を止め、ふっと柔らかな目元で微笑む。
「そしたら、君も敬語やめない?実は、距離を感じてる。年齢差も」
見つめあって、くすくすと笑い合う。
「奏馬でいいよ。俺も、更紗って呼んでいい?」
「はい……、あ」
「また敬語」
ひっくり返されて、シーツで隠れた胸を暴かれる。先端にちゅぷりと吸いつかれて……熱い舌で転がしたあと、先生はまた、シーツの中にある陰唇へと潜っていく。
「まだ溢れてるみたいだから、きれいにしてから家まで送るよ」
もう、シャワーを浴びたのに……。
先生はいつも、まだ奥にある蜜を求めて、最後の一滴まで自分のものにしたがった。

