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第14章 年明けのレッスン

整わない呼吸。
先生の唇で熱く口を塞がれて、体を起こそうとすると、恥丘の上を白濁がどろりと流れ、シーツに伝い落ちる。

「こんなに汚してごめんね」

先生は、謝りながらその白濁を人差し指で取ると、まだ寂しく痙攣している蜜穴の上にある突起を撫でつけた。

「あ……あ、っ、だめ」
「シャワー浴びる？それとも、全部舐めようか」

先生の人差し指は素早く動いている。
お腹も、お尻まで伝ってこんなにどろどろになっているし、先生も同じなはず……。

「シャ、シャワーを……」

陰核を責められ続けているせいで、声が上ずってしまう。
さっき、汁を撒き散らしたばかりなのに、まだ何かが出そうで怖いのに、先生は一向に指を止めてくれない。

体を捩ると、先生が吐き出した白濁がまた腰から垂れ落ちる。
それなのにやっぱり先生は責めるのをやめない。

「そ、奏馬さん、零れちゃう……奏馬さんの……出したのが……」
「じゃあ動かないで、じっとしていて」

先生は、微笑みながらさも簡単そうに言い捨てて、シーツに落ちそうな白濁をまた指ですくって、包皮に塗りつける。

中に出さないように気をつけているのに、こんなに弄られたら入っちゃうんじゃないのかな……？
不安を覚えながらも、続けてもたらされる快感に何も言えない。