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エレベーターガール
第5章 冷蔵庫
ンン…んはぁ…
二人からの刺激に完全に妖しい声が漏れ、よろめいてしまった。
「奥さん、夏バテじゃないですか?ああ、クーラーも壊れてるんでしたっけ。
本格的な夏前のこの時期ほど熱中症など用心しなきゃだめですよ。
ほら、もう少しゆったり腰を引いて、冷蔵庫で頭を冷やすといいです。
説明はもう少しですから俺が支えていますからね。」
男がグッと腰を掴んで引いて、私はもっと前屈みになり、お尻を突き出すような体勢になってしまう。
『奥さん』という呼び掛けが耳障りで、夫の存在を思い起こさせるが、このまま夏バテのフリをして、男の成すままに身を任せた。