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キズナツナグモノガタリ ~誠の男と性の少女~
第5章 特訓! 沙川花楓!!
「じゃあ…花楓がセックスの快感に慣れてば今後は大丈夫ってこと?」
「え」
「だってそういうことでしょ? セックスに慣れて気持ちいいのにも慣れてイくのを我慢出来るようになればいいってことじゃないの?」
「ま、まあそうかも、だけど…」
もじもじと同意しかけて、いやいやとかぶりを振った花楓が逆襲に転じる。
「あんたにも問題ありそうなんだけど?」
「お、俺?」
「そうよ」
「何が問題なんだよ」
「何か前よりも『力』を使った時にいやらしい気持ちの度合いが強くなってるような気がするのよね」
「え…?」
「あたしのこと、前よりもいやらしい目で見てるんじゃないでしょうね?」
目に力があるって言うのは、どうやら本当らしい。俺は花楓の眼圧に座布団ごと後ろにおされた。
はい、花楓さん、正解です。
だってさ、今までは想像の中にしかなかった花楓の裸に実際に触れることが出来て、腕の中で花楓が「あんあん」って喘いで、そして初体験までしちゃったらさ。
今までは俺の頭の中の勝手な想像だったけど、それが立体的になったというか生々しくなったというか。
要するに花楓とセックスすることによって、より花楓を求める気持ちが強くなってしまった。
…まだちょっとかっこつけてるな。一回セックスしたら忘れられなくて、また次もしたくなっちゃってる。だって一回させてくれたらまた次もさせてくれそうじゃん。まして俺達は気持ちを確かめ合った後なんだし。
そう考えるのってそんなにおかしいことじゃないと思うんだけど。
「一回させたからって調子に乗るんじゃないわよ」
そんな俺の下心を見透かしたかのように花楓が言う。あんたテレパスか何かか。
「とにかく、あたし達に必要な特訓っていうのは剣術よりもそっち方面ってことね」
持ち前のバイタリティでどうにか恥ずかしさを克服したらしい。花楓がそう結論を出した。
一歳年上の花楓はいつもそうやってお姉さんぶって俺をリードしようとする。
花楓はセックスの快感に慣れる。
俺は花楓を見てもいやらしいことを考え過ぎないようにする。
つまり特訓て、やっぱりそっち方面になるよな…
ごくり、と俺が唾を飲み込むと、花楓が鋭く切り出す。
「え」
「だってそういうことでしょ? セックスに慣れて気持ちいいのにも慣れてイくのを我慢出来るようになればいいってことじゃないの?」
「ま、まあそうかも、だけど…」
もじもじと同意しかけて、いやいやとかぶりを振った花楓が逆襲に転じる。
「あんたにも問題ありそうなんだけど?」
「お、俺?」
「そうよ」
「何が問題なんだよ」
「何か前よりも『力』を使った時にいやらしい気持ちの度合いが強くなってるような気がするのよね」
「え…?」
「あたしのこと、前よりもいやらしい目で見てるんじゃないでしょうね?」
目に力があるって言うのは、どうやら本当らしい。俺は花楓の眼圧に座布団ごと後ろにおされた。
はい、花楓さん、正解です。
だってさ、今までは想像の中にしかなかった花楓の裸に実際に触れることが出来て、腕の中で花楓が「あんあん」って喘いで、そして初体験までしちゃったらさ。
今までは俺の頭の中の勝手な想像だったけど、それが立体的になったというか生々しくなったというか。
要するに花楓とセックスすることによって、より花楓を求める気持ちが強くなってしまった。
…まだちょっとかっこつけてるな。一回セックスしたら忘れられなくて、また次もしたくなっちゃってる。だって一回させてくれたらまた次もさせてくれそうじゃん。まして俺達は気持ちを確かめ合った後なんだし。
そう考えるのってそんなにおかしいことじゃないと思うんだけど。
「一回させたからって調子に乗るんじゃないわよ」
そんな俺の下心を見透かしたかのように花楓が言う。あんたテレパスか何かか。
「とにかく、あたし達に必要な特訓っていうのは剣術よりもそっち方面ってことね」
持ち前のバイタリティでどうにか恥ずかしさを克服したらしい。花楓がそう結論を出した。
一歳年上の花楓はいつもそうやってお姉さんぶって俺をリードしようとする。
花楓はセックスの快感に慣れる。
俺は花楓を見てもいやらしいことを考え過ぎないようにする。
つまり特訓て、やっぱりそっち方面になるよな…
ごくり、と俺が唾を飲み込むと、花楓が鋭く切り出す。