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キズナツナグモノガタリ ~誠の男と性の少女~
第5章 特訓! 沙川花楓!!
「も、もうダメ…死んじゃう…」
ふらふらと花楓が俺の部屋を訪ねて来たのは、その翌日の朝。一日中快感に襲われ続け、さすがの花楓も体力が尽きたようだ。一晩眠って回復するかと思いきや、いつそれが来るかと身構えてしまって全然眠れなかったらしい。
「何か、急に悪化したよな…」
「うん…」
「もしかして、アダルトな動画を見たせい?」
「え?」
「お前、それでいろいろ想像しただろ? そのせいじゃないのか」
俺の言葉に花楓は顔を真っ赤にした。図星だったようだ。
花楓とのセックスの後、想像をより立体的に多角的に舌俺と同様、多分はじめて見た他人のセックスのせいでまた、花楓も妄想を逞しくしたのだろう。
しかし『力』が一瞬で消えてしまうのは困る。それに差し迫ってもう一つの問題がある。
今は冬休みとはいえ、明後日花楓は学校に用事がある。高校三年生の花楓は卒業アルバムの写真選びを他の数人の生徒と共に任されている。三年間の学校の行事で撮りためられた写真の数は多い。しかもそこに生徒各自が思い出の写真を寄贈してたりもしている。
お正月休みが終わったらすぐに業者に発注出来るよう、明後日学校で写真の選考を行う。
先生も同席するし、同級生もいる。もちろん中には男子生徒もいる。
そんなところで暴走した『力』が発動してしまったら。考えただけでも恐ろしいのか、花楓がぞわっと背中を震わせた。
ふらふらと花楓が俺の部屋を訪ねて来たのは、その翌日の朝。一日中快感に襲われ続け、さすがの花楓も体力が尽きたようだ。一晩眠って回復するかと思いきや、いつそれが来るかと身構えてしまって全然眠れなかったらしい。
「何か、急に悪化したよな…」
「うん…」
「もしかして、アダルトな動画を見たせい?」
「え?」
「お前、それでいろいろ想像しただろ? そのせいじゃないのか」
俺の言葉に花楓は顔を真っ赤にした。図星だったようだ。
花楓とのセックスの後、想像をより立体的に多角的に舌俺と同様、多分はじめて見た他人のセックスのせいでまた、花楓も妄想を逞しくしたのだろう。
しかし『力』が一瞬で消えてしまうのは困る。それに差し迫ってもう一つの問題がある。
今は冬休みとはいえ、明後日花楓は学校に用事がある。高校三年生の花楓は卒業アルバムの写真選びを他の数人の生徒と共に任されている。三年間の学校の行事で撮りためられた写真の数は多い。しかもそこに生徒各自が思い出の写真を寄贈してたりもしている。
お正月休みが終わったらすぐに業者に発注出来るよう、明後日学校で写真の選考を行う。
先生も同席するし、同級生もいる。もちろん中には男子生徒もいる。
そんなところで暴走した『力』が発動してしまったら。考えただけでも恐ろしいのか、花楓がぞわっと背中を震わせた。