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キズナツナグモノガタリ ~誠の男と性の少女~
第5章 特訓! 沙川花楓!!
 裸のまま、俺の胸に顔を乗せて花楓が満足そうな顔で目を閉じている。

 俺は自分の力では花楓をイかせられなかった。花楓がイくまで俺はもたなかった。

 なのに花楓は倖せそうな寝息を立てている。
 思わず花楓の肩をぎゅっと抱き寄せる。

「こじろ…?」

 寝息が乱れて眠そうな声が俺の名前を呼ぶ。

「ごめん、起こしちゃったな」
「ううん…」

 そっと持ち上がった顔が俺の顔に近付く。眠っていたせいか少し乾いた唇が俺の唇に重なった。

「…気持ちよかった?」
「うん、すごく」
「そっか、よかった…」

 それだけ言うとまた俺の胸に顔を乗せ、眠りに落ちる。何度もイかされてよほど疲れたのだろう。

 今の会話。少しとはいえエッチな要素を含んでいた。なのに『力』は発動しなかった。
 もしかしたらコントロールが可能になったのではないか。

 お互いを想う気持ちが性欲に勝った。そんな気がする。

 俺達の絆はまた強く太くなった。

 …花楓。

 眠っている花楓小さく呼びかけた。

 俺が守るよ、絶対に。
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